特許
J-GLOBAL ID:200903007554041264
ジルコニウムベースド物質,同物質から製造される原子炉炉心に用いるための製品及びこのような製品の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-521961
公開番号(公開出願番号):特表平8-502099
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】ジルコニウムを主成分とする本発明による物質は、下記成分(重量%基準):Nb 0.5〜1.5、Sn 0.9〜1.5、Fe 0.3〜0.6、Cr0.005〜0.2、C 0.005〜0.04、O 0.05〜0.15、Si 0.005〜0.15を含み、残部がZrである。上記物質から製造される、原子炉の炉心に用いるための製品は、本質的にスズ含有及び鉄含有インターメタライドの粒子によって強化されたジルコニウムマトリックスである微細構造を特徴とし;鉄含有インターメタライドの総量の少なくとも60容量%はZr(Nb、Fe)2、Zn(Nb、Cr、Fe)、(Zr、Nb)3Fe型のインターメタライドの粒子であり、粒子間距離は0.20〜0.40 mである。上記物質から製造される、原子炉の炉心に用いるための製品の製造方法は、インゴットを製造し、該インゴットを予めβ-処理し、α-ジルコニウム存在温度における該インゴットの熱間成形によってビレットを製造し、該ビレットを380〜650°Cにおいて焼きなまし、α-ジルコニウム存在温度における中間焼きなまし操作を含めて、該ビレットを冷間成形し、完成製品が得られるまで該ビレットを仕上げ処理することを含む。
請求項(抜粋):
本質的にNb、Sn、Fe、Cr、C、O及びSiから成り、鉄含有インターメタライドの粒子を含む微細構造を有するジルコニウムベースド物質であって、重量%基準で、下記成分:Nb 0.5〜1.5、Sn 0.9〜1.5、Fe 0.3〜0.6、Cr 0.005〜0.2、C 0.005〜0.04、O 0.05〜0.15、Si 0.005〜0.15、及びZr 残部を含み、前記微細構造がZr(Nb、Fe)2、Zn(Nb、Cr、Fe)、(Zr、Nb)3Fe型の鉄含有インターメタライドの粒子を含み、この粒子の合計が鉄含有インターメタライドの総含量の60容量%に等しいか又は60容量%より過剰であり、粒子間距離が0.20〜0.40 mであることを特徴とする前記物質。
IPC (2件):
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