特許
J-GLOBAL ID:200903007559013080

ディーゼル機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-270882
公開番号(公開出願番号):特開平7-119443
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】2つのフィルタ装置を排気通路に並列して配設したものにおいて、機関の過渡運転や機関の経時変化、固体のばらつき等に関係なくフィルタの再生時期を正確に判定することを目的とする。【構成】2つのフィルタ装置A,Bのフィルタ2,3個々に流入する排気ガス量の差が無くなり、フィルタケース部2a,3b内の温度差もなくなったときをフィルタ再生時期と判断し、前回再生したフィルタ以外で、捕集期間が最も長くなっているフィルタの再生を行うことにより、フィルタの再生を効果的に行い、しかも、実際の排気微粒子堆積量に直接影響される値であるフィルタケース部2a,3b内の温度差に基づく再生時期を判断することにより、機関の過渡運転や経時変化、機関の個体バラツキの影響も受けず、簡単な制御によって精度良くフィルタ再生時期を検出するようにした。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関から排出される排気ガス中の排気微粒子を捕集するフィルタを内蔵した2つのフィルタ装置を排気通路に並列して配設したディーゼル機関の排気浄化装置において、前記2つのフィルタ装置に対して夫々設けられ、各フィルタを加熱して、該各フィルタに捕集された排気微粒子を燃焼除去させてフィルタの再生を行うフィルタ再生手段と、前記2つのフィルタ装置に対して夫々設けられ、各フィルタ装置内部の温度を検出する温度検出手段と、前記2つのフィルタ装置に流入する排気ガス流れを夫々独立して制限可能な排気流れ制御弁と、前記温度検出手段によって検出された各フィルタ装置内部の温度の差を演算する温度差演算手段と、前記各フィルタ装置内部の温度の差が所定範囲内であるか否かを判定し、温度の差が所定範囲内となったときに、フィルタの再生処理を行うべき時期であると判定する再生時期判定手段と、前記判定手段によりフィルタの再生時期であると判定されたときに、前回再生処理が行われなかったフィルタを内蔵するフィルタ装置への排気ガス流入を制限するべく前記排気流れ制御弁を制御すると共に、当該フィルタの再生を行うべく該フィルタに備えられた前記フィルタ再生手段を動作させる再生処理制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とするディーゼル機関の排気浄化装置。
IPC (3件):
F01N 3/02 341 ,  F01N 3/02 ,  F01N 3/02 ZAB

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