特許
J-GLOBAL ID:200903007571816580
潜熱を利用した蓄熱方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-158164
公開番号(公開出願番号):特開平6-003079
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 蓄熱槽を介して熱エネルギの蓄熱、放熱を行なうシステムにおいて熱媒流の偏在流による蓄熱効率の低下を防止し、蓄熱材の有効利用を図る。【構成】 蓄熱槽1は、熱源2の熱エネルギを熱媒流を介して蓄熱し、蓄熱された熱エネルギを熱媒流に放熱して熱利用機器3へ与えるシステム内に設けられている。蓄熱槽1は蓄熱槽本体5内に複数本の蓄熱材6を備え、蓄熱材6は仕切り7で4区画に仕切られ、各区画毎の出入口に流量制限弁8がそれぞれ設けられている。流量制限弁8は、高温熱媒流の入口側で高温では開、低温で閉、低温熱媒流の入口側で低温では開、高温で閉となるように開閉する。
請求項(抜粋):
複数の蓄熱材を配列した蓄熱槽に熱媒流を流入、排出させ、熱源で熱媒流に与えられた熱エネルギを蓄熱材の溶解の相変化により蓄熱し、逆に蓄熱材の熱エネルギを蓄熱材の凝固の相変化により低温の熱媒流に放熱して熱エネルギを取り出す蓄熱方法において、蓄熱槽内の蓄熱材を複数区画に仕切り、蓄熱材の各区画入口、出口に流量制限弁を設け、各流量制限弁は高温熱媒流の入口側では高温で開、低温で閉とし、低温熱媒流の入口側では反対に高温で閉、低温で開となるようにそれぞれ熱媒流の温度によって開閉するようにしたことを特徴とする潜熱を利用した蓄熱方法。
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