特許
J-GLOBAL ID:200903007576470215

ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173405
公開番号(公開出願番号):特開平6-016123
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】路面状況の変化、あるいは車体の挙動等に基づいて精緻な制御が可能なブレーキ制御装置を提供することを目的とする。【構成】ブレーキ制御装置30では、推定車体速度演算回路36、バンク角演算回路42、路面摩擦係数演算回路54で求められた推定車体速度、バンク角、路面摩擦係数に基づいて目標スリップ率を求めるとともに、路面状況、あるいは車体挙動の変化に応じて、前記目標スリップ率に補正係数決定回路56、路面状況判定回路62で決定された補正係数を乗ずることにより、前記目標スリップ率を補正し、車体の円滑な走行状態を維持する。
請求項(抜粋):
車両の走行状態から車体傾斜角を検出するバンク角検出手段と、舵角を検出する舵角検出手段と、車輪速度に基づいて推定車体速度を算出する推定車体速度演算手段と、前記車輪速度および前記推定車体速度から求めた車輪のスリップ率と、車体加減速度に基づいて車輪と路面の路面摩擦係数を算出する路面摩擦係数演算手段と、最適な制動力を得るための目標スリップ率に対する前記車体傾斜角、前記推定車体速度および前記路面摩擦係数の関係を記憶する記憶手段と、前記車体傾斜角、推定車体速度および路面摩擦係数から前記関係に基づき目標スリップ率を設定する目標スリップ率設定手段と、前記路面摩擦係数の変化率が所定範囲内の場合には、目標スリップ率は変更せず、所定範囲外の場合には、目標スリップ率を抑制する第1補正係数を設定する第1補正係数設定手段と、前記推定車体速度に対する前記舵角の変化率が所定値以下の場合には、目標スリップ率を変更せず、所定値以上の場合には、目標スリップ率を抑制する第2補正係数を設定する第2補正係数設定手段と、前記第1および第2補正係数によって、前記目標スリップ率を補正する目標スリップ率補正手段と、を備えることを特徴とするブレーキ制御装置。

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