特許
J-GLOBAL ID:200903007577495181

スーパーヒート制御装置を備えた冷却システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343446
公開番号(公開出願番号):特開平7-167520
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 膨張弁で減圧した冷媒を、クーラー内で蒸発させて被冷却物を冷却するシステムにおいて、簡単な手法で以って膨脹弁開度制御系のハンチングを阻止する。【構成】 被冷却物のクーラー入口温度(tr)と冷媒ガス温度(tg)との温度差(Δt=tr-tg)の逆数と線形制御演算により算出した操作量(v)との積に比例したゲインを有する線形制御にクーラーの非線形性を置き換えて、膨張弁の操作量を算出するとともに、検出温度差(Δt)が小さいときは現状の操作量に予め設定された操作量の増加量を加えて膨張弁の開度を増大させる。
請求項(抜粋):
冷媒を減圧する膨張弁と、該膨張弁から送られた冷媒により空気等の被冷却物を冷却するクーラーとを備えた冷却システムにおいて、前記冷媒のクーラー出口温度(tg)と蒸発温度演算器にて算出若しくは直接測定した冷媒の蒸発温度(te)とよりスーパーヒート(tg-te)を算出するスーパーヒート演算部と、前記被冷却物のクーラー入口温度(tr)と、前記冷媒のクーラー出口温度(tg)との温度差(Δt=tr-tg)の検出値(Δt)を演算するとともに、同検出値及び前記温度差の線形制御により任意の値に設定した調整値(Δt1 )を記憶する温度差演算記憶部と、前記温度差の調整値(Δt1 )を用いた線形制御演算により操作量(v)を算出するとともに、前記温度差(Δt,Δt1 )の逆数と前記操作量(v)との積に比例するゲインを有する操作信号を前記膨張弁に出力する非線形操作量演算部とを備えたことを特徴とするスーパーヒート制御装置を備えた冷却システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-156978

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