特許
J-GLOBAL ID:200903007580687385

汎用高速暗号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294622
公開番号(公開出願番号):特開平6-149153
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、FEAL暗号において、任意の内部回転段数を選択でき、しかも少ないハードウェアで高速に暗号化及び復号を実行することができる汎用高速暗号装置を提供することである。【構成】 本発明は、64ビット長からなる暗号鍵をfk関数等の入力によって拡張鍵を生成する鍵処理部1と、鍵処理部1からの出力である拡張鍵5を保持する拡張鍵レジスタ2と、64ビット長からなる平文または暗号文である入力データ7と拡張鍵レジスタ2の出力から排他的論理和及びf関数等6によって、暗号化または復号処理するデータランダム化部3とを含む。
請求項(抜粋):
通信データや計算機データの安全性を高めるために用いる暗号アルゴリズムである高速データ暗号化アルゴリズム(FEAL)を用いた暗号装置おいて、64ビット長からなる暗号鍵を該高速データ暗号化アルゴリズムにより設定されたfk関数等の入力によって拡張鍵を生成する鍵処理部と、該鍵処理部からの出力である該拡張鍵を保持する拡張鍵レジスタと、64ビット長からなる平文または暗号文である入力データと該拡張鍵レジスタの出力から排他的論理和及び該高速データ暗号化アルゴリズムで定義された関数であるf関数等によって、暗号化または復号処理するデータランダム化部とを含み、該鍵処理部は、2k番目(kは正の整数)の前記fk関数の出力、2k+1番目のfk関数の出力、2k+2番目のfk関数の出力を一時保持するバッファを有し、2k+1番目のfk関数の出力、2k+2番目のfk関数の出力を保持する前記拡張鍵レジスタのアドレスを生成し、該データランダム化部は、入力データまたは、暗号処理の途中結果を一時保持する64ビットのバッファの出力のいずれかを一つの入力選択する入力セレクタと、排他的論理和で構成する排他的論理和部と、f関数回路及び排他的論理和回路で構成する暗号処理部と、該排他論理和部の出力または、該暗号処理部の出力のいずれかを選択する出力セレクタと、該出力セレクタの出力である暗号処理の途中結果を一時保持する64ビットのバッファとを有し、最初の最後の処理は該排他的論理和部で行い、途中の処理は該暗号処理部で処理を繰り返し、該排他的論理和部の出力または前記暗号処理部の出力を一時保持し、暗号化または復号指示により該当する拡張鍵レジスタのアドレスを生成して該排他的論理和部及び該暗号処理部に前記拡張鍵を加えることを特徴とする汎用高速暗号装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-129384

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