特許
J-GLOBAL ID:200903007581885857

内燃機関のノッキング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295296
公開番号(公開出願番号):特開平8-151951
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】エンジンやノックセンサ等の特性バラツキやその経時変化に対処してエンジン回転速度の広い範囲でノッキング判定レベルを適切に算出し、最適なノッキング制御を達成する。【構成】電子制御装置(ECU)41はノックセンサ36の検出値及び所定の補正値等に基づき判定レベルを算出し、その算出結果をノックセンサ36の検出値と比較することにより、ノッキングの発生を判定する。ECU41はその判定結果に基づき点火時期を制御することにより、ノッキングの発生を制御する。ECU41はエンジン回転速度の変化値と同回転速度の大きさに応じて変更される基準値とを比較することにより、エンジン1が定常運転状態であるか否かを判断する。ECU41は定常運転と判断したとき、ノッキング発生度合を反映する上記補正値をノックセンサ36の検出値に基づいて算出する。
請求項(抜粋):
内燃機関で発生するノッキングの大きさをノック検出手段により検出し、その検出値をノッキング判定レベルと比較することによりノッキングの発生の有無を判定し、その判定結果に基づいてノッキング調整手段を制御することによりノッキングの発生を制御するようにしたノッキング制御装置であって、前記ノッキング判定レベルを前記ノック検出手段の検出値に基づいて算出するための判定レベル算出手段と、前記判定レベル算出手段により算出されたノッキング判定レベルと前記ノック検出手段の検出値とを比較することによりノッキングの発生の有無を判定するためのノッキング判定手段と、ノッキングの発生を制御するために、前記ノッキング判定手段の判定結果に基づいて前記ノッキング調整手段を制御するための制御手段と、前記内燃機関の回転速度を検出するための回転速度検出手段と、前記回転速度検出手段により検出される回転速度の変化値と所定の基準値とを比較することにより前記内燃機関が定常運転状態であるか否かを判断するための定常運転判断手段と、前記定常運転判断手段により定常運転状態であると判断されたときに、前記ノック検出手段の検出値に基づいてノッキングの発生度合を算出するための発生度合算出手段と、前記判定レベル算出手段により算出されるノッキング判定レベルを前記発生度合算出手段の算出値に基づいて補正するための判定レベル補正手段と、前記定常運転判断手段における前記基準値を前記回転速度検出手段の検出値の大きさに応じて変更するための基準値変更手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のノッキング制御装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 362 ,  F02P 5/152 ,  F02P 5/153

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