特許
J-GLOBAL ID:200903007584580593

薄板連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-011949
公開番号(公開出願番号):特開平9-201654
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 ツインドラム方式による連続鋳造装置を使用して、表面が滑らかでかつ金属組織が微細化した金属薄板を製造する。【解決手段】 溶鋼C量を0.001%以上に調整し、この溶鋼から冷延用の薄鋼帯を直接鋳造して、少なくとも10%以上の圧下を施した後、凝固後の鋼帯温度をC量を冷却速度およびインライン圧下率の関数から求められる温度以下に冷却し、その後再加熱後、再度C量の関数で求められる温度以下に冷却して鋼帯を巻き取り、その後酸洗、冷延及び焼鈍を行う。
請求項(抜粋):
溶鋼のC量を0.001%以上に調整し、この溶鋼から冷延用の薄鋼帯を直接鋳造して、少なくとも10%以上の圧下をした後、凝固後の鋼帯温度を少なくともT1°C以下に冷却した後、T2°C以上に再加熱し、再びT3°C以下に冷却して鋼帯を巻取り、その後酸洗、冷間圧延及び焼鈍を行うことを特徴とする薄板連続鋳造方法。ここで、T1はC量と冷却速度およびインライン圧下率の関数であり、T2とT3はC量の関数である。T1=A(-295.45〔C〕-32.72)+B(363.63〔C〕-151.51)+(-1477.27〔C〕+1171.36) (式1)ここで、A:冷却速度(°C/s)の常用対数〔C〕:炭素濃度(%)B:インライン圧下率の関数(=750/(90×ILRR+1)ILRR:インライン圧下率T2=-2000×〔C〕+980(°C) (式2)T3=-9000×〔C〕+920(〔C〕<0.02%)(°C)(式3-1)T3=740°C (〔C〕≧0.02%)(°C)(式3-2)但し、T1,T2,T3の精度は±10°Cである。
IPC (5件):
B22D 11/06 330 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/124 ,  B22D 11/22 ,  C21D 9/46
FI (5件):
B22D 11/06 330 B ,  B22D 11/12 A ,  B22D 11/124 L ,  B22D 11/22 B ,  C21D 9/46 E
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭61-189846
  • 特開昭61-099630
  • 特開平3-294419
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