特許
J-GLOBAL ID:200903007585382043
竪型溶融還元炉の操業方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-259876
公開番号(公開出願番号):特開平6-108131
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】竪型溶融還元炉の操業において、吹抜けや流動化のない安定した状態で溶融還元反応を行い、送風量、酸素富化量又は炭材の消費量を減少する。【構成】炭材流動層型溶融還元炉1にプローブ17を挿入し、炉内の状況をカメラ18で撮影するとともに温度を測定し、その測定結果から演算装置19を用いて得られる粒子挙動(濃度分布、粒子の運動方向、粒子の速さ、粒子径、融体状況)を把握する。その情報に基いて上下方向各段の羽口への高温空気量ならびに高温空気中の酸素濃度を上下方向各段で独立して調整する。
請求項(抜粋):
炭素系固体還元剤のみの充填層もしくは炭素系固体還元剤の充填層とその上方に流動層とを同一炉内に形成し、下部に高温空気を吹き込む上下少くとも2段に設けたそれぞれ複数の羽口を有する竪型炉を用いて、上段羽口より金属酸化物を含有する粉粒状鉱石を酸素を含む気体とともに吹き込んで溶融金属を製造する方法において、炉内に挿入したプローブによる粒子挙動情報又は温度分布に基づき、前記上下方向各段の羽口への高温空気量ならびに該高温空気中の酸素濃度を、上下方向各段で独立して調整することを特徴とする竪型溶融還元炉の操業方法。
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