特許
J-GLOBAL ID:200903007586810227

ダイマー選択的RXRモジュレーターおよびその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-514275
公開番号(公開出願番号):特表2002-515025
出願日: 1996年09月17日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】RXRホモダイマーおよび/またはRXRヘテロダイマーに対するアゴニスト、半アゴニストおよび/またはアンタゴニスト活性を有するダイマー選択的RXRモジュレーター化合物を提供する。該選択的RXRモジュレーター化合物を配合した医薬組成物およびその治療上の使用方法をも提供する。
請求項(抜粋):
式:またはまたはまたはまたは[式中、R1〜R4はそれぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキルまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル; R5は、C5〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、NR6R7またはOR8(ここで、R6およびR7はそれぞれ独立して、C7〜C10アルキル、ヘテロアルキル、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、C3〜C10アシル(ただし、R6またはR7の一方のみが、アシルでありうる)、またはR6とR7は一緒になってC3〜C6シクロアルキルを形成する;R8は、C7〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル); R9およびR10はそれぞれ独立して、水素、C1〜C10アルキル、ハロゲン、ヘテロアルキル、NR11R12、NO2またはOR13(ここで、R11およびR12はそれぞれ独立して、水素、C1〜C10アルキル、ヘテロアルキル、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、C1〜C8アシル(ただし、R11またはR12の一方のみが、アシルでありうる)、またはR11とR12は一緒になってC3〜C6シクロアルキルを形成する;およびR13は、水素またはC1〜C10アルキル、ヘテロアルキルまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル); R14およびR15はそれぞれ独立して、水素、C1〜C10アルキル、C1〜C8アシルまたはOR16(ここで、R16は、水素またはC1〜C10アルキル)、またはR14とR15は一緒になってケト、メタノ、要すれば置換オキシム、要すれば置換ヒドラゾン、要すれば置換エポキシ、1,3-ジオキソラン、1,3-ジオキサン、1,3-ジチオラン、オキサゾリジンまたは(式中、R17〜R23の定義は、後記と同意義であり、結合を交差する破線は、R14とR15に隣接する環への結合を示す; R17およびR18はそれぞれ独立して、水素、C1〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、またはR17とR18は一緒になってC3〜C6シクロアルキル; R19は、水素、C1〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル; R20〜R23はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、NR24R25、NO2またはOR26(ここで、R24およびR25はそれぞれ独立して、水素、C1〜C10アルキル、ヘテロアルキル、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、またはC1〜C8アシル(ただし、R24またはR25の一方のみが、アシルでありうる);およびR26は、水素またはC1〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル); R27〜R31はそれぞれ独立して、水素、C1〜C10アルキル、ヘテロアルキル、ハロゲン、NR32R33、NO2またはOR34(ここで、R32およびR33はそれぞれ独立して、水素、C1〜C10アルキル、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、C1〜C8アシル(ただし、R32またはR33の一方のみが、アシルでありうる)、またはR32とR33は一緒になってC3〜C6シクロアルキルを形成する;およびR34は、水素またはC1〜C10アルキル、ヘテロアルキルまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、WがCの場合のみに存在しうる); R35〜R38はそれぞれ独立して、水素、C1〜C2またはOR39(ここで、R39は、水素またはC1〜C10アルキル)、またはR36とR36またはR37とR38は一緒になってケトもしくは、R35とR36、R37とR38、R35とR37またはR36とR38は一緒になってエポキシを形成する; COR40は、出発しているWがCである場合、いずれのWから出発してもよく、R40は、OR41またはNR42R43(ここで、R41は、水素、C1〜C6アルキルまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル;およびR42とR43はそれぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキルまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、アリール、オルト-、メタ-もしくはパラ-置換ヒドロキシアリール、または一緒になってC3〜C6シクロアルキルを形成する); R44およびR45はそれぞれ独立して、水素、C1〜C4アルキルまたはCH2OR46(ここで、R46は、水素またはC1〜C6アルキル、または一緒になってC3〜C6シクロアルキルまたはシクロヘテロアルキルを形成する); R47は、水素、C1〜C4アルキル、または、n=1の場合、R44もしくはR45と一緒になってC3〜C6シクロアルキルまたはシクロヘテロアルキルを形成する; R48およびR49はそれぞれ独立して、C1〜C4アルキル; R50は、C4〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、NR51R52またはOR53(ここで、R51およびR52はそれぞれ独立して、C2〜C10アルキル、ヘテロアルキル、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、C3〜C10アシル(ただし、R51またはR52の一方のみが、アシルでありうる)、またはR51とR52は一緒になってC3〜C6シクロアルキルを形成する;およびR53は、C7〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C3〜C6アルキル、ヘテロアルキル、アリールまたはヘテロアルキルまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル); R54は、(式中、R9、R10,R14、R15およびR40は前記と同意義); R55〜R58はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、NR59R60またはOR61(ここで、R59およびR60はそれぞれ独立して、水素、C1〜C10アルキルまたはヘテロアルキル、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、C1〜C8アシル(ただし、R59またはR60の一方のみが、アシルでありうる)、またはR59とR60は一緒になってC3〜C6シクロアルキルを形成する;およびR61は、水素またはC7〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル);またはR55とR56またはR57とR58は一緒になってケト、メタノ、C1〜C10アルキルメチレン、C1〜C10ジアルキルメチレン、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルメチレン、オキシム、ヒドラゾン、1,3-ジオキソラン、1,3-ジオキサン、1,3-ジチオラン、1,3-ジチアン、オキサゾリジン、またはR55とR57またはR56とR58は一緒になってエポキシ; R62〜R64はそれぞれ独立して、水素、アリール、ヘテロアリール、CF3、C2〜C6アルキル、C2〜C6ヘテロアルキルまたはNR51R52(ここで、R51およびR52は前記と同意義); R65は、水素、C1〜C2アルキルまたはOR66(ここでR66は、C1〜C2アルキル); R67は、C4〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、NR51R52またはOR68(ここで、R51およびR52は前記と同意義;およびR68は、C3〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはC7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル); XおよびYはそれぞれ独立して、C、O、S、N、SOまたはSO2(しかし、ただし、XまたはYがO、S、SOまたはSO2である場合、R1とR2またはR3とR4のどちらかの組みが存在せず、さらにXまたはYがNである場合、R1とR2またはR3とR4の組みの中のどちらかひとつが存在しない); Mは、NまたはC; Qは、NまたはC; Zは、O、S、SO、SO2、CR69R70またはNR71(ここで、ここで、R69〜R71はそれぞれ独立して、水素またはC1〜C10アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C7〜C15アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル、またはR69およびR70はそれぞれ独立して、OR71、またはR69とR70は一緒になってシクロアルキルを形成する); Wはそれぞれ独立して、C、N、SまたはO、もしくは医薬的に許容しうる塩である、しかし、他のWに2重結合にて結合しているかまたは他のOまたはSであるWに結合している場合、WはOまたはSではなく、他のNであるWに1重結合にて結合している場合、WはNではない; mは0,1または2個の炭素原子; nは0または1個の炭素原子; kは1〜5個の炭素原子; 構造式中の破線は、R14およびR15以外の位置に、必要に応じて2重結合が存在することを表す(ただし、2重結合は隣接できない)、さらに、このような必要に応じて存在する2重結合が存在する場合、このような結合の周囲の置換パターンは、2重結合の原子価を妨害することはできない;および 波線は、シス(Z)またはトランス(E)のいずれかのオレフィン幾何構造を表し、他に特記しない限りは、置換基R1〜R71に対して、上記化合物のすべてのオレフィン幾何異性体(すなわち、シス(Z)またはトランス(E))が包含される]で示される化合物。
IPC (43件):
C07C 57/50 ,  A61K 9/00 ,  A61K 9/02 ,  A61K 31/19 ,  A61K 31/192 ,  A61K 31/201 ,  A61K 31/202 ,  A61K 31/235 ,  A61K 31/352 ,  A61K 31/357 ,  A61K 31/435 ,  A61K 31/473 ,  A61K 31/538 ,  A61P 3/04 ,  A61P 3/10 ,  A61P 5/06 ,  A61P 5/10 ,  A61P 9/00 ,  A61P 17/00 ,  A61P 17/02 ,  A61P 17/14 ,  A61P 25/00 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00 ,  A61P 31/12 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/02 ,  A61P 43/00 101 ,  C07C 49/453 ,  C07C 59/64 ,  C07C 59/66 ,  C07C 63/49 ,  C07C 65/17 ,  C07C 65/26 ,  C07C 65/36 ,  C07C 69/734 ,  C07C 69/76 ,  C07C251/48 ,  C07C311/49 ,  C07D221/08 ,  C07D265/34 ,  C07D311/92 101 ,  C07D317/30
FI (44件):
C07C 57/50 ,  A61K 9/00 ,  A61K 9/02 ,  A61K 31/19 ,  A61K 31/192 ,  A61K 31/201 ,  A61K 31/202 ,  A61K 31/235 ,  A61K 31/352 ,  A61K 31/357 ,  A61K 31/435 ,  A61K 31/473 ,  A61K 31/538 ,  A61P 3/04 ,  A61P 3/10 ,  A61P 5/06 ,  A61P 5/10 ,  A61P 9/00 ,  A61P 17/00 ,  A61P 17/02 ,  A61P 17/14 ,  A61P 25/00 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00 ,  A61P 31/12 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/02 ,  A61P 43/00 101 ,  C07C 49/453 ,  C07C 59/64 ,  C07C 59/66 ,  C07C 63/49 ,  C07C 65/17 ,  C07C 65/26 ,  C07C 65/36 ,  C07C 69/734 B ,  C07C 69/734 Z ,  C07C 69/76 A ,  C07C251/48 ,  C07C311/49 ,  C07D221/08 ,  C07D265/34 ,  C07D311/92 101 ,  C07D317/30
引用文献:
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