特許
J-GLOBAL ID:200903007603526589

TAT由来の輸送ポリペプチド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-096264
公開番号(公開出願番号):特開平10-033186
出願日: 1993年08月19日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、細胞質または核の作用部位を有するタンパク質、核酸、および他の分子に関わる病気の治療のための薬学的組成物を提供すること。【解決手段】 カルボキシ末端カーゴ部分とアミノ末端輸送部分とからなる融合タンパク質または共有結合した化学的複合体の、カーゴ部分の細胞内送達のための医薬品の製造のための使用方法、およびそれらを薬学的に有効な量で含むウイルス感染症を防止するための薬学的組成物。
請求項(抜粋):
カルボキシ末端カーゴ部分とアミノ末端輸送部分とからなる融合タンパク質の、該カーゴ部分の細胞内送達のための医薬品の製造のための使用方法であって、該融合タンパク質が以下からなる群から選択される、使用方法:(1)(a)輸送部分が、(i) HIV tatタンパク質のアミノ酸49-57の存在;(ii)HIV tatタンパク質のアミノ酸22-36の不在;および(iii) HIV tatタンパク質のアミノ酸73-86の不在;で特徴付けられ、そして、(b)カーゴ部分が輸送部分依存性の細胞内送達後に有意な生物学的活性を維持する融合タンパク質;(2)カルボキシ末端カーゴ部分とアミノ末端輸送部分とからなる融合タンパク質であって、該カーゴ部分が、標的細胞に送達後に生物学的活性を維持するヒトパピローマウイルスE2リプレッサーからなり、そして該輸送部分が、(a) HIVtatタンパク質のアミノ酸47-58(配列番号:47);(b) HIV tatタンパク質のアミノ酸47-72(配列番号:48);(c) HIV tatタンパク質のアミノ酸38-72(配列番号:49);および、(d) HIV tatタンパク質のアミノ酸38-58(配列番号:50);からなる群より選択される、融合タンパク質;(3)融合タンパク質JB106(配列番号:38);(4)融合タンパク質JB117(配列番号:59);(5)融合タンパク質JB118(配列番号:60);(6)融合タンパク質JB122(配列番号:63);(7)カルボキシ末端カーゴ部分とアミノ末端輸送部分とからなる融合タンパク質であって、該カーゴ部分が、標的細胞に送達後に生物学的活性を維持するウシパピローマウイルスE2リプレッサーからなり、そして該輸送部分が、(a) HIVtatタンパク質のアミノ酸47-62(配列番号:52);および(b) HIV tatタンパク質のアミノ酸38-62(配列番号:53);からなる群より選択される、融合タンパク質;(8)融合タンパク質JB119(配列番号:61);(9)融合タンパク質JB120(配列番号:62);ならびに(10)カルボキシ末端カーゴ部分とアミノ末端輸送部分とからなる融合タンパク質であって、該カーゴ部分がHSV VP16タンパク質のアミノ酸43-412からなり、そして該輸送部分がHIV tatタンパク質のアミノ酸47-58からなる、融合タンパク質。
IPC (5件):
C12N 15/09 ZNA ,  C07K 19/00 ,  C12N 5/10 ,  C12P 21/02 ,  C12R 1:91
FI (4件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C07K 19/00 ,  C12P 21/02 C ,  C12N 5/00 A

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