特許
J-GLOBAL ID:200903007603543203

収穫作業機の動力伝達構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-335381
公開番号(公開出願番号):特開平10-164962
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 走行装置の駆動系に正逆転切り換え式の変速駆動装置を採用し、前進作業装置の駆動を走行装置の駆動速度に同調させるとともに、前進作業に不適な低速時や逆転時にも前進駆動装置を作業に適した状態で駆動できるようにする。【解決手段】 走行装置1の回転駆動方向を正逆切り換え可能に構成した収穫作業機において、正逆方向の変速動力を出力する走行側出力部D1と、正逆転切り換え式の変速駆動装置Aとは非連動状態で一定方向の回転動力を出力する非走行側出力部D2との夫々の出力部から前進作業装置12に対して動力を伝達可能な前進作業装置駆動経路Eを備え、この前進作業装置駆動経路E中に、前記両出力部から出力される前進方向出力のうちの高速側の出力を選択して前進作業装置12に入力する伝達動力選択手段Fを設けてある。
請求項(抜粋):
前進走行に伴って収穫作業を行う前進作業装置を備えるとともに、走行装置の駆動系に駆動方向を正逆転可能に構成した正逆転切り換え式の変速駆動装置を設けて、走行装置の回転駆動方向を正逆切り換え可能に構成した収穫作業機において、前進作業装置に対する動力出力部として、前記正逆転切り換え式の変速駆動装置の変速に伴って高低変速された正逆方向の変速動力を出力する走行側出力部と、前記正逆転切り換え式の変速駆動装置とは非連動状態で一定方向の回転動力を出力する非走行側出力部とを備えるとともに、前記走行側出力部と非走行側出力部との夫々の出力部から前記前進作業装置に対して動力を伝達可能な前進作業装置駆動経路を備え、かつ、この前進作業装置駆動経路中に、前記両出力部から出力される前進方向出力のうちの高速側の出力を選択して前進作業装置に入力する伝達動力選択手段を設けてある収穫作業機の動力伝達構造。

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