特許
J-GLOBAL ID:200903007608716742

印刷装置のメモリ資源管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 将高
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-118970
公開番号(公開出願番号):特開平7-325726
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 印刷装置起動時にシステムプロセス用のメモリ領域を全て獲得した後、アプリケーションプロセス実行時に不要なシステムプロセス用に確保したメモリを解放し、印刷装置におけるメモリ効率の向上を行うことができる。【構成】 各アプリケーションプロセスの起動状態を判定する第1の判定工程と、この第1の判定工程により起動状態と判定されたアプリケーションプロセスに対応して起動することがない不要なシステムプロセスを印刷装置管理機構に通知するステップS30と、該通知された不要なシステムプロセスに対応する管理情報を参照して既に獲得されているメモリ資源の割り当てを解放するステップS31と、この解放工程終了後、蓄積されている各システムプロセスに獲得されたメモリ資源の管理情報を更新するステップS32とを実行する構成と特徴とする。
請求項(抜粋):
入力される印刷情報を解析して処理するための複数のシステムプロセスを有し、起動されるいずれかのアプリケーションプロセスに対応していずれかのシステムプロセス実行に必要なメモリ資源の割り当て配分を印刷装置制御を実行する印刷装置管理機構が管理する印刷装置のメモリ資源管理方法において、印刷装置起動時に、前記印刷装置管理機構が印刷装置の設定を前記システムプロセスに通知する第1の通知工程と、この第1の通知工程によりシステムプロセスがプロセス実行に必要な前記メモリ資源に対して使用するメモリ量を導出する導出工程と、この導出工程により導出されたメモリ量を前記印刷装置管理機構に通知する第2の通知工程と、この第2の通知工程により通知された各システムプロセス毎のメモリ量に応じて前記メモリ資源から各システムプロセスが使用可能な初期割り当て量をそれぞれ獲得する獲得工程と、この獲得工程の後、各システムプロセスに獲得されたメモリ資源の管理情報をデータベース化して蓄積する蓄積工程とを有することを特徴とする印刷装置のメモリ資源管理方法。

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