特許
J-GLOBAL ID:200903007611306245

作業機械の警報システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-353233
公開番号(公開出願番号):特開平5-166089
出願日: 1991年12月17日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 接近対象物に対して作業機械の動作状態(静止状態を含めて)に応じてダイナミックに安全管理をすることが可能であり、ポテンシャルゾーンの設定が容易でゾーンと検出対象物との関係についての判定を高速に行うことができる作業機械の警報システムを提供することを目的とする。【構成】 作業機械のアームの先端の周囲に多重の円よりなる複数の仮想危険度ポテンシャルゾーンを設定して円の1つに監視対象が入った場合に危険度の低い円から危険度の高い円に対象が移動したことをもって監視対象を検出し、警報を鳴らすようにしているので、アットランダムに発生するノイズ等により影響され難く、より安全に警報を発することができる。しかも、円形のポテンシャルゾーンであるので、中心からの距離だけで設定でき、作業中においてアームが回転していてもその先端の現在位置から対象物までの距離を得るだけでどのポテンシャルゾーンにあるか判定でき、作業状態での危険度判定を高速に行うことができる。
請求項(抜粋):
アームを有する作業機械の前記アームの先端部の周囲に平面上半径の異なる多重円により形成される内側に向かって危険度が高くなる複数の仮想危険度ポテンシャルゾーンを設定するポテンシャルゾーン設定手段と、前記作業機械に対する検出対象物の位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段により検出された位置が複数の前記仮想危険度ポテンシャルゾーンのいずれかのゾーンに入っているかを判定する判定手段と、警報を発生する警報手段とを備え、前記判定手段の判定結果に応じて前記検出対象物が複数の前記仮想危険度ポテンシャルゾーンのうち低い危険度から高い危険度のゾーンへ移動したことを検出して前記警報手段を駆動し、警報を発生することを特徴とする作業機械の警報システム。
IPC (4件):
G08B 23/00 ,  B66C 23/88 ,  B66F 9/24 ,  E02F 9/24

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