特許
J-GLOBAL ID:200903007616872150

強化繊維シートによるコンクリート構造物の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-232352
公開番号(公開出願番号):特開2000-054561
出願日: 1998年08月04日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 袖壁付柱、梁などのコンクリート構造物においても、連続強化繊維シートを巻き付けた場合と同様の補強効果有し、施工が容易であり、施工期間を短縮することのできる強化繊維シートによるコンクリート構造物の補強方法を提供する。【解決手段】 柱部分100に壁部分101が一体に形成されたコンクリート構造物において、柱部分100に連接した壁部分101に貫通穴104を穿設する。この貫通穴104に強化繊維アンカーを設置し、この強化繊維アンカーの強化繊維2の両端部3を樹脂にて、コンクリート柱部分100に貼り付けた強化繊維シート10を連結する。
請求項(抜粋):
柱部分に壁部分が一体に形成されたコンクリート構造物において柱部分を補強する方法であって、(a)柱部分に連接した壁部分に貫通穴を穿設する工程、(b)壁部分にて分割された柱部分の各側に強化繊維シートを貼り付ける工程、(c)管状部材に複数本の強化繊維を配置した強化繊維アンカーを、前記貫通穴を貫通して設置する工程、(d)前記強化繊維アンカーの前記管状部材内に樹脂を注入し、前記強化繊維に樹脂を含浸させる工程、(e)前記樹脂の可使時間内に前記管状部材を除去する工程、(f)前記強化繊維の両端部を前記強化繊維シートの各端部に位置させ、次いで、各端部を扇形状に拡開し、強化繊維の両端部を樹脂にて前記強化繊維シートに接着する工程、(g)前記樹脂を硬化する工程、の各工程を有することを特徴とするコンクリート構造物の補強方法。
IPC (2件):
E04C 5/07 ,  E04B 1/38
FI (2件):
E04C 5/07 ,  E04B 1/60 509
Fターム (4件):
2E125AA03 ,  2E125AA13 ,  2E125AE10 ,  2E164AA05

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