特許
J-GLOBAL ID:200903007624311370

キャッシュ向け最適化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130670
公開番号(公開出願番号):特開平10-320212
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】正確なキャッシュミス率予測に基づくキャッシュ向け最適化を行う。【解決手段】ステップ202で、本コンパイルが第1段階のコンパイルであるかを調べる。第1段階のコンパイルである場合はステップ203に進み、キャッシュシミュレーションコード埋め込み処理を行う。第1段階のコンパイルでない場合は、ステップ204に進み、キャッシュ向け最適化処理を行う。コード生成処理203では、中間コード307を入力とし、機械語またはアセンブリ言語で記述されたオブジェクトプログラム309または313を生成する。(第1段階のコンパイルではキャッシュシミュレーション用オブジェクトプログラム309を、第2段階のコンパイルでは最終的なオブジェクトプログラム313を生成する。)
請求項(抜粋):
コンパイラにおけるキャッシュ向け最適化方法であって、コンパイルが第1段階のコンパイルであるか否かを判定するステップと、第1段階のコンパイルであるときに、プログラム中のメモリ参照に対してキャッシュシミュレーションを行うコードを挿入するステップと、第2段階のコンパイルであるときに、プログラム中のメモリ参照に対してキャッシュ向け最適化を行うステップとを有し、上記キャッシュ向け最適化処理では、該メモリ参照におけるキャッシュ特性データを用いて処理を行うことを特徴とするキャッシュ向け最適化方法。

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