特許
J-GLOBAL ID:200903007628788332
固体電解質型燃料電池セル
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-116991
公開番号(公開出願番号):特開平7-114924
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【構成】固体電解質の片面に空気極、他面に燃料極が形成された固体電解質燃料電池セルにおいて、前記空気極が少なくともLaおよびMnを含むペロブスカイト型複合酸化物からなる主結晶相11と、Y、希土類元素、アルカリ土類元素、Zr、Ti、NiおよびCrの群から選択される少なくとも1種の元素の酸化物からなる第2結晶相10とからなり、該第2結晶相が0.01〜20重量%の割合で存在するとともに、主結晶相の平均粒径が3〜20μmであり、さらには、前記ペロブスカイト型複合酸化物が、YおよびLa以外の希土類元素および/またはBa、CaおよびSrの群から選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする。【効果】セル作製時の空気極の粒成長および焼成変形に伴うセルの破損あるいはこれによる発電時のセル間の接続不良を防ぎ、長期安定性のあるセルを提供できる。
請求項(抜粋):
固体電解質の片面に空気極、他面に燃料極が形成された固体電解質燃料電池セルにおいて、前記空気極が少なくともLaおよびMnを含むペロブスカイト型複合酸化物からなる主結晶相と、Y、La以外の希土類元素、アルカリ土類元素、Zr、Ti、NiおよびCrの群から選択される少なくとも1種の元素を含む酸化物からなる第2結晶相とからなり、該第2結晶相が0.01〜20重量%の割合で存在するとともに、主結晶相の平均粒径が3〜20μmであり、且つ前記ペロブスカイト型複合酸化物の組成式が下記化1【化1】で表され、化1中、AがYおよびLa以外の希土類元素から選ばれる少なくとも1種の元素、BがCa、SrおよびBaの群から選択される少なくとも1種の元素、Cが、Ni、Co、Fe、Cr、CeおよびZrの群から選択される少なくとも1種の元素からなるとともに、前記x、y、zおよびpが0≦x≦0.40、0.10≦y≦0.60、0.85≦z≦1.10、0≦p≦0.30を満足するものであることを特徴とする固体電解質型燃料電池セル。
引用特許:
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