特許
J-GLOBAL ID:200903007629964789

炉の操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-080662
公開番号(公開出願番号):特開2001-262211
出願日: 2000年03月22日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】スラグの塩基度を安定させることにより、スラグの流動性を確保し、排滓性やスラグ品質を確保する。【解決手段】上下段に二段の羽口3,4を有し且つコークス2を充填するコークス充填層型竪型炉1を用い、電炉ダスト等の粉粒状原料は上段の羽口3から吹込み、コークス等の塊状装入物は炉頂から装入する場合に、造滓材を粉粒状と塊状とに分け、羽口前を通過中に造滓材として機能するコークスのアッシュ分を見込んで、羽口から吹込まれる原料から生成されるスラグの塩基度を調整するための粉粒状の造滓材を羽口から原料と共に吹込み、炉頂から装入される装入物から生成されるスラグの塩基度を単独に調整するための塊状の造滓材を炉頂から装入物と共に装入することで、何れかからの装入や吹込みが停止しても炉内のスラグの塩基度は調整され続けるようにした。
請求項(抜粋):
炉頂から塊状装入物を装入し、羽口から粉粒状装入原料を吹込む固体還元剤充填層型溶融還元炉の操業に際し、炉頂からの装入物から生成されるスラグの塩基度を調整するための塊状造滓材を固体還元材と共に炉頂から装入し、羽口からの装入物から生成されるスラグの塩基度を調整するための粉粒状造滓材を粉粒状装入原料と共に羽口から吹込むと共に、前記炉頂から装入される炉頂装入物のうち、前記羽口前を通過中に造滓材として機能する物質に変化する分を加味して、前記羽口から吹込む粉粒状造滓材の吹込み量を制御することを特徴とする炉の操業方法。
Fターム (3件):
4K012CB02 ,  4K012CB06 ,  4K012CB07

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