特許
J-GLOBAL ID:200903007634804307

自動機械式変速装置の制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-144832
公開番号(公開出願番号):特開平5-185863
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 スロットルオーバライド装置を備えた自動機械式変速装置において、スロットルオーバライド装置の故障を感知しかつ許容する論理規則を提供する。【構成】 スロットルオーバライド装置34の作動を始めた時点のエンジン速度の初期値と一定時間後のエンジン速度の現在値とを比較し、その差が基準値を超えている場合を除いて、スロットルオーバライド装置が故障であると判断し、故障の場合には、運転者がアクセルペダルの設定を所定基準値に減少するまでアップシフトを禁止する。
請求項(抜粋):
機械式変速機(14)と、燃料制御形エンジン(16)と、前記エンジン及び前記変速機間に駆動的に介在させた非確動カップリング(10)と、運転者設定形スロットル制御装置(32)と、スロットル制御装置の設定に無関係にエンジンへ供給される燃料の最大量を所定量に制限するスロットルオーバライド装置(34)と、(i)エンジン速度を表す信号を含む変速装置の状態を表す入力信号を受け取って、論理規則に従ってそれらを処理して、複数の装置アクチュエータへコマンド出力信号を送る中央制御ユニット(50)とを有している形式の自動機械式変速装置(12)のシフトを制御するための方法であって、前記変速機のシフトの必要性を感知し、前記変速機のシフトの必要性の感知に応答して、前記スロットルオーバライド装置の作動を始めて、前記スロットルオーバライド装置の作動を始めた時点でのエンジン速度の初期値(ESO )を感知して記憶し、一定時間(TREF )経過した後、その時のエンジン速度の現在値(ESC )を感知し、エンジン速度の初期値をエンジン速度の現在値とを比較して、前記初期値が前記現在値を少なくとも基準値だけ超えている(ESO ーESC ≧REF)のでなければ、スロットルオーバライド装置が作動故障であると決定することを特徴とする方法。
IPC (3件):
B60K 41/06 ,  F02D 29/00 ,  F16H 61/16

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