特許
J-GLOBAL ID:200903007641565792

トルク検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223067
公開番号(公開出願番号):特開平6-034461
出願日: 1992年08月21日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 回転軸部材の回転速度が変動する場合でも高いトルク検出精度が得られるトルク検出装置を提供する。【構成】 軸線方向に所定間隔をおいて配置された磁気ヘッド14a,14bを介して磁気記録層12a,12bに位置信号を記録し、その再生位置信号相互間の位相差Δtを検出する。また、磁気ヘッド14aに対して周方向に所定角度θ0 をおいて磁気ヘッド14cを配置し、両磁気ヘッド14a,14cからの再生位置信号相互間の時間差tを検出する。この時間差tと上記位相差Δtとから回転軸部材10の捩れ角θ、さらにはトルクTを算出する。トルク検出に、位相差Δtと時間差t(回転速度ではなく)とを用いているので、信号記録時の回転軸部材10の回転速度やその変動による影響を受けずに、所定角度θ0 を基準として直接トルクTを検出できる。
請求項(抜粋):
回転軸部材に作用するトルクを検出するトルク検出装置であって、前記回転軸部材の周面部に形成された磁気記録層と、この磁気記録層と対向するように前記回転軸部材の周面に近接して該回転軸部材の軸線方向に所定間隔をおいて配置された第1および第2磁気ヘッドと、前記磁気記録層と対向するように前記回転軸部材の周面に近接して前記第1磁気ヘッドに対して前記回転軸部材の周方向に所定角度θ0 をおいて配置された第3磁気ヘッドと、前記第1および第2磁気ヘッドを介して前記磁気記録層に位置信号を記録する記録手段と、前記各磁気ヘッドを介して位置信号を再生する再生手段と、この再生手段により再生された前記第1および第2磁気ヘッドからの位置信号相互間の位相差Δtを検出する位相差検出手段と、前記再生手段により再生された前記第1および第3磁気ヘッドからの位置信号相互間の時間差tを検出する時間差検出手段と、前記所定角度θ0 、位相差Δtおよび時間差tに基づいて、前記回転軸部材の捩れ角θを算出する捩れ角算出手段と、この捩れ角θに基づいて、前記回転軸部材に作用するトルクTを算出するトルク算出手段と、を備えてなることを特徴とするトルク検出装置。
IPC (2件):
G01L 3/10 ,  B60K 17/348

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