特許

J-GLOBAL ID：200903007648497954

画像照明方法及び画像照明装置

発明者： 松本 伸雄
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 中島 淳 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-022507
公開番号（公開出願番号）：特開平9-218472
出願日： 1996年02月08日
公開日（公表日）： 1997年08月19日
要約：

【要約】【課題】 写真プリンタ等における相反する問題を解決でき、しかも効率的に処理を進めることのできる画像照明方法及び画像照明装置を提供すること。【解決手段】 露光ステージ32の光源38側に、光の拡散の程度が異なる複数の光拡散板を設けた回転円盤60を配置する。露光ステージ32の隣には、ネガフィルム34の傷を検出する傷検出装置54を配置する。傷検出装置54でネガフィルム34の画像部分の傷を読み取って、傷が少ない場合には透過光の拡散の程度が最も小さい光拡散板を選択し、傷が多い場合には拡散の程度が大きい光拡散板を選択する。傷の多い画像には拡散の程度の高い光が照射されるので、画像の傷が印画紙48上で目立たなくなる。傷の少ない画像には拡散の程度の低い光が照射されるので、短時間で露光することができる。露光前に光の拡散状態を予め変更しておくことで効率的な露光が行える。

請求項（抜粋）：

発光手段からの光をフィルムの画像に照射し、フィルムの画像を通過した光を受光手段に投影する画像照明方法であって、フィルムの画像を通過した光を受光手段に投影する前に、フィルムの画像部分の状態を読み取って、読み取った画像部分の状態に基づいてフィルムの画像に照射する光の拡散状態を変更し、その後、発光手段からの光をフィルムの画像に照射しフィルムの画像を通過した光を受光手段に投影することを特徴とする画像照明方法。