特許

J-GLOBAL ID：200903007656398043

リチウム二次電池用負極及びその製造方法

発明者： 塚本 寿 ,  中島 剛 ,  岡本 朋仁
出願人/特許権者： 日本電池株式会社 ,  中島 剛
代理人 (1件)： 後呂 和男 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-144301
公開番号（公開出願番号）：特開平10-334916
出願日： 1997年06月02日
公開日（公表日）： 1998年12月18日
要約：

【要約】【課題】 リチウム二次電池の低温性能及び高温保存特性を改良する。【解決手段】 グラファイトを非酸化雰囲気で加熱して表面の酸素を取り除く活性化処理を行い、その後、高温の不活性雰囲気下で有機物を導入して活性化グラファイトの表面に炭素を結合させる。これによりグラファイト表面に低結晶性炭素又は炭素化合物を含む薄膜を形成する。導入される有機物は、アセトニトリル蒸気を使用すると、グラファイト表面にCxNが形成されてより優れた特性が得られる。

請求項（抜粋）：

リチウム二次電池の非水電解質とともに使用されるリチウム二次電池用負極の製造方法であって、負極の活物質は、グラファイトを非酸化雰囲気で加熱して表面の酸素を取り除く活性化処理を行い、その後、高温の不活性雰囲気下で有機物を導入して活性化グラファイトの表面に炭素又は炭素化合物を結合させることにより炭素又は炭素化合物からなる薄膜を形成することを特徴とするリチウム二次電池用負極の製造方法。

IPC (4件)：

H01M 4/58 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 10/40

FI (4件)：

H01M 4/58 ,  H01M 4/02 D ,  H01M 4/04 A ,  H01M 10/40 Z