特許
J-GLOBAL ID:200903007657642100

同期確立方法及びこれを用いたデータ復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-156589
公開番号(公開出願番号):特開平10-004439
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 受信機における同期確立を高速化する。【解決手段】 UW検出器32によってクロック同期及びフレーム同期を確立した後、メモリ34上にラッチ・保持したユニークワード(UW)からΔω検出器36及びΔφ検出器38が周波数誤差Δω及び位相誤差Δφを検出して、複素回転器40による位相回転処理により周波数同期及び位相同期を確立する。最初のフレームのUWのみにてクロック、フレーム、周波数及び位相の同期を確立できる。遅延器42にてΔω検出器36及びΔφ検出器38の処理遅延を補償することによりデータ欠落を防ぐ。
請求項(抜粋):
フレームを利用したデータ受信の際に、送信側でフレーム作成に使用したクロックのタイミング及び当該フレームに含まれるデータの位置を、同期未確立の受信信号から検出し、検出したタイミング及び位置に従い当該同期未確立の受信信号を標本化及び記憶することにより、当該クロック及びフレームに関し送信側に対する受信側の同期を確立する第1のステップと、第1のステップにて記憶された受信信号から周波数の誤差を検出する第2のステップと、第1のステップにて記憶された受信信号に現れている周波数の誤差を、第2のステップにて検出した周波数の誤差に基づき補償した上で、当該補償後の受信信号から位相の誤差を検出する第3のステップと、第2及び第3のステップに要する時間に応じ上記同期未確立の受信信号を遅延させることにより、処理遅延補償受信信号を生成する第4のステップと、第2及び第3のステップにてそれぞれ検出した周波数及び位相の誤差に基づき、上記処理遅延補償受信信号に現れている周波数及び位相の誤差を補償することにより、周波数及び位相に関し送信側に対する受信側の同期を確立する第5のステップと、を有することを特徴とする同期確立方法。
IPC (4件):
H04L 27/22 ,  H04J 3/06 ,  H04L 7/08 ,  H04L 7/10
FI (5件):
H04L 27/22 C ,  H04J 3/06 Z ,  H04L 7/08 Z ,  H04L 7/10 ,  H04L 27/22 D

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