特許
J-GLOBAL ID:200903007666905032

磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-003991
公開番号(公開出願番号):特開平11-296851
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 光透過率が小さく、表面平滑、大強度で、高耐久性、且つ、磁気記録層中に分散の、鉄が主成分の針状金属磁性粒子粉末の腐蝕に伴う磁気特性の劣化度小の磁気記録媒体の提供。【解決手段】 金属磁性粒子粉末はAl換算で0.05〜10重量%が存在し、非磁性粒子粉末が、平均長軸径0.005〜0.30μm、BET比表面積35〜150m2/gの針状ヘマタイト粒子粉末の水性懸濁液を酸で溶解処理し該水性懸濁液中の針状ヘマタイト粒子粉末全体量の5〜50重量%を溶解後、水洗し、残存する針状ヘマタイト粒子粉末を含有する水性懸濁液にアルカリ水溶液を添加してpH値13以上で加熱処理後、濾過、水洗、乾燥して得られた平均長軸径0.004〜0.295μm、BET比表面積35.9〜212m2/g、粉体pH値が8以上、可溶性Na塩がNa換算で300ppm以下、可溶性硫酸塩がSO4 換算で150ppm以下の針状ヘマタイト粒子粉末である磁気記録媒体。
請求項(抜粋):
非磁性支持体、該非磁性支持体上に形成される非磁性粒子粉末と結合剤樹脂とからなる非磁性下地層及び該非磁性下地層の上に形成される磁性粒子粉末と結合剤樹脂とからなる磁気記録層からなる磁気記録媒体において、前記磁性粒子粉末はAl換算で0.05〜10重量%のアルミニウムが存在している鉄を主成分とする針状金属磁性粒子粉末であり、且つ、前記非磁性粒子粉末が、平均長軸径0.005〜0.30μm、BET比表面積値35〜150m2/gである針状ヘマタイト粒子粉末の水性懸濁液を酸濃度1.0N以上,pH値3.0以下,温度範囲20〜100°Cの条件で酸による溶解処理を行い、該水性懸濁液中に存在する針状ヘマタイト粒子粉末全体量の5〜50重量%を溶解させた後、残存する針状ヘマタイト粒子粉末を水洗して得られる針状ヘマタイト粒子粉末の水性懸濁液にアルカリ水溶液を添加してpH値を13以上に調製した後、80〜103°Cの温度範囲で加熱処理し、次いで、濾別、水洗、乾燥して得られた平均長軸径0.004〜0.295μm、BET比表面積値35.9〜212m2/g、粉体pH値が8以上、且つ、可溶性ナトリウム塩の含有量がNa換算で300ppm以下、可溶性硫酸塩の含有量がSO4換算で150ppm以下の針状ヘマタイト粒子粉末であることを特徴とする磁気記録媒体。
IPC (6件):
G11B 5/84 ,  C01G 49/00 ,  C01G 49/06 ,  G11B 5/704 ,  G11B 5/706 ,  G11B 5/842
FI (6件):
G11B 5/84 Z ,  C01G 49/00 A ,  C01G 49/06 A ,  G11B 5/704 ,  G11B 5/706 ,  G11B 5/842 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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