特許
J-GLOBAL ID:200903007675246475

ガス発生器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-028871
公開番号(公開出願番号):特開平6-099786
出願日: 1991年02月22日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 燃料を燃やした時に音の発生を本質的に減少させ、フィルターリングの有効性を高めた時にその負荷を下げ、自重の軽い大量生産で安く製造出来るガス発生器を作ることである。【構成】 エアバッグ用のガス発生器が、リング形状のフィルター室11によって取り囲まれている燃焼室6を備えているもので、エアバッグ24へ駆動ガスを流出するためのフィルター室11のリング形状のフィルター14がその外側でその全周周りに延びる露出する環状面を有するようにガス発生器を構成する。
請求項(抜粋):
【請求項01】 1つの燃焼室を有し、この燃焼室は点火ユニットによって点火可能な固体燃料で充満されており、更に燃焼室に隣接し、この燃焼室と侵入開口を通して結合された、フィルターリングのある1つのフィルター室を有し、前記フィルターリングを通して駆動ガスが保護クッションに流出する様な、自動車搭乗者の為の衝突防止システムの膨張可能な保護クッション用のガス発生器において、保護クッション(24)へ駆動ガスを流出するためのフィルターリング(14,34,49)がその外側でその全周に渡り延在している露出している環状面を備えていることを特徴とするガス発生器。【請求項02】 燃焼室(6,46)がトロイド形状のケーシング(5,28)により境界付けられ、そのケーシングが点火ユニット(2)を有する中心管(1)を取り囲み、燃焼室ケーシング(5,28)の両方の軸方向端部の少なくとも一方に半径方向で外側へ延びる壁が接続しており、この壁はフィルターリング(14,34,49)と共にフィルター室(11,44)を外側に限定していることを特徴とする請求項1に記載のガス発生器。【請求項03】 燃焼室ケーシング(28)が、リング状で断面がS字形のケーシング殻状体(30)の内側部分(29)と、カバー(31)とから形成され、前記ケーシング殻状体はその内側縁部で中心管(1)と結合されており、前記カバーはその内側縁部で中心管(1)と、そして外側縁部でケーシング殻状体(30)と結合されており、その際S字形のケーシング殻状体(30)の、燃焼室(28)を越えて突出する外側部分(32)がフィルターリング(34)と共にフィルター室(44)を外側に限定していることを特徴とする請求項2に記載のガス発生器。【請求項04】 燃焼室ケーシング(5,28)から外側へ延びる壁(13)乃至はこの壁を形成するケーシング殻状体(30)の部分(32)がその外周に固定フランジ(17,35)を支持していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のガス発生器。【請求項05】 フィルターリング(14,34,49)が断面でアングル形状で燃焼室(6,46)と反対の角度頂点をもって形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちの1項に記載のガス発生器。【請求項06】 フィルターリング(14,34,49)の露出する環状面が、少なくともフィルターリング(14,34,49)の円筒形部分(15,33,56)によって形成されていることを特徴とする請求項5に記載のガス発生器。【請求項07】 フィルター室(11,44)内にリング状で断面アングル形状の偏向薄板(19,36,53)が設けられ、その燃焼室(6,46)の方へ向いた部分(22,42,52)が侵入開口(18,45)に向かい合い、且つその侵入開口(18,45)とは反対の部分(20,37,57)に駆動ガス用の貫通開口(21)が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちの1項に記載のガス発生器。【請求項08】 フィルター室(11,44)内で偏向薄板(19,36,53)にある開口(21)の前に予備フィルター(25)が設けられていることを特徴とする請求項7に記載のガス発生器。【請求項09】 フィルターリング(34,39)と偏向薄板(36,53)が1つのユニットになる様に結合されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のガス発生器。【請求項10】 燃焼室ケーシング(28)から半径方向外側へ延びる壁がフィルターリング(49)を軸方向に覆うリング状のカバー薄板(50)によって形成されていることを特徴とする請求項2に記載のガス発生器。【請求項11】 偏向薄板(53)乃至はカバー薄板(50)がその内側縁部で燃焼室ケーシング(28)に非摩擦係合及び/又は摩擦係合的に固定されていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のガス発生器。【請求項12】 侵入開口(45)がその外側で填塞フォイル(43)によって塞がれていることを特徴とする請求項11に記載のガス発生器。【請求項13】 侵入開口(45)の内側が丸味付けられていることを特徴とする請求項12に記載のガス発生器。【請求項14】 ガス発生器が管形状に形成されており、少なくとも1つの燃焼室と少なくとも1つのフィルター室を取り囲んでいることを特徴とする請求項1に記載のガス発生器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭62-005094

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