特許
J-GLOBAL ID:200903007676048901

可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-219397
公開番号(公開出願番号):特開平8-061231
出願日: 1994年08月22日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 急激に最大吐出量状態になったときのシャフトの弾性変形を抑えるとともに、最大吐出量状態時における圧縮反力によるドライブハブの振動を抑え、振動や異音の発生を防ぐ。【構成】 スラストフランジ40のドライブハブ受面をシャフト5に対してほぼ直角にして、急激に最大吐出量状態になった場合に、ドライブハブ41の突当て部41cがスラストフランジ40のドライブハブ受面40cに対してほぼ直角に突き当たるようにしたので、シャフト5に対してシャフト5の軸線と直角方向の荷重はかかからず、シャフト5はほとんど弾性変形しない。また、最大吐出量状態では、ドライブハブ41の突当て部41cがスラストフランジ40のドライブハブ受面40cに対してほぼ直角に突き当たっているので、ピストン7からドライブハブ41に伝わる圧縮反力はスラストフランジ40のドライブハブ受面40cで吸収され、ドライブハブ41の振動が減衰される。
請求項(抜粋):
回転軸にスラストフランジを固定し、前記回転軸にドライブハブを回転可能に取り付け、前記スラストフランジの一端部に前記ドライブハブの一端部をリンクアームで連結し、前記ドライブハブの回転によって揺動し、ロッドを介してピストンを往復運動させる揺動板を前記ドライブハブに取り付け、前記揺動板が収容される揺動板収容室内の圧力が所定値以下になると前記揺動板の傾斜角が大きくなり、前記ドライブハブの他端部が前記スラストフランジの他端部に設けられたドライブハブ受面に突き当たって最大ストローク状態となり、前記揺動板収容室の圧力が所定値以上になると、前記揺動板の傾斜角が小さくなり、前記ドライブハブの他端部が前記スラストフランジのドライブハブ受面から離れて最小ストローク状態へと変化する可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造において、前記スラストフランジのドライブハブ受面を前記回転軸に対してほぼ直角にしたことを特徴とする可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平2-028714

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