特許
J-GLOBAL ID:200903007678518492

ビードワイヤ被覆ゴムの被覆不良連続発生防止制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-074721
公開番号(公開出願番号):特開平7-276532
出願日: 1994年04月13日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 ゴムの被覆不良が発生した場合に、この不良を解消し、かつ、製品重量、ゲージ、幅のばらつきを迅速に安定させる。【構成】 押出装置32のヘッド内圧の増加によってゴムを加熱する。この場合被覆不良の迅速な解消のみを考慮して、圧力変化率を比較的に急激に行う。しかし、この急激な圧力変化に対して、ゴムの温度は応答性が比較的悪いため、被覆不良は迅速に解消するものの、ハンチングが発生する。そこで、押出装置32の内圧と共にビードワイヤ10の予熱温度を制御する。ビードワイヤ10は金属製であるため、敏感に応答する。従って、ゴムの温度を大まかに制御し、ビードワイヤ10の予熱温度により微調整を行うことにより、迅速な被覆不良の解消、かつハンチングを防止して迅速に安定させる制御が可能となる。
請求項(抜粋):
予熱装置によって所定温度に予熱されたビードワイヤを、ゴム押出装置へ送り込み、所定の圧力で押し出されるゴムによって被覆して、空気入りタイヤのビード部を形成する工程において、前記ビードワイヤの一部が露出又は露出に近い状態のゴムの被覆不良が連続的に発生することを防止するためのビードワイヤ被覆ゴムの被覆不良連続発生防止制御方法であって、前記ゴム押出装置の下流側で前記被覆不良を検出した場合に、前記ゴム押出装置による装置内圧力の調整と、前記予熱装置によるビードワイヤの予熱温度の調整と、を併用して制御することを特徴とするビードワイヤ被覆ゴムの被覆不良連続発生防止制御方法。
IPC (6件):
B29D 30/48 ,  B29C 47/02 ,  B29C 47/92 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:20 ,  B29L 30:00

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