特許
J-GLOBAL ID:200903007683421715

エレベータの点検装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035479
公開番号(公開出願番号):特開平6-247657
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 地震発生後に運転休止中のエレベータに対して、監視センタからの指令によつて、昇降路内の機器の異常を検出しながら高信頼度の点検作業を自動的に行うエレベータの点検装置を提供する。【構成】 エレベータの地震発生後の点検運転時に、マイクロホン6で集音した昇降路内の機器からの音響データ及びロータリエンコーダ2で検出した乗りかご8の位置データを記録するデータ記録部12と、音響データから異常音を検出し、そのレベルに応じて、エレベータが運行可能な第1段階、運行可能だが点検が必要な第2段階及び運行不能な第3段階の判別をするデータ判定部13と、第1段階の判別時には平常運転を再開し、第2段階の判別時には、点検要求信号を監視センタ15に送信し、第3段階の判別時には、エレベータの運転を停止する端末装置11とを有する。【効果】 復旧作業が保守員の負担を低減して的確且つ効率的に行われる。
請求項(抜粋):
地震発生後に監視センタからの指令により、エレベータを自動的に点検するエレベータの点検装置において、前記エレベータの点検運転時に、昇降路内の機器が発生する音響を集音する集音手段と、前記点検運転時の前記エレベータの乗りかご位置を検出する位置検出手段と、前記集音手段が集音する音響データと前記位置検出手段が検出する位置データとを、互いに対応付けて記録するデータ記録手段と、前記音響データから異常音を検出し、検出した異常音のレベルに応じて、エレベータが運行可能な第1段階、エレベータの点検が必要な第2段階及びエレベータが運行不能な第3段階の判別をする判別手段と、前記第1段階の判別時には平常運転を再開し、前記第2段階の判別時には、異常音データ及び該異常音の発生位置に対応する前記位置データを含む点検要求信号を前記監視センタに送信し、前記第3段階の判別時には、前記エレベータの運転を停止する制御手段とを有することを特徴とするエレベータの点検装置。
IPC (2件):
B66B 5/00 ,  B66B 5/02

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