特許
J-GLOBAL ID:200903007683917044

鋼管部材の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-272324
公開番号(公開出願番号):特開平7-127141
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 形状記憶合金を利用した施工性、意匠性に優れた建築用鋼管部材の接合方法を提供する。【構成】 継手部3にスリット5を加工した2本の鋼管部材4を軸方向に突き合わせる形で配置する。鋼管部材4の継手部3の内側及び外側に、それぞれ内側形状記憶合金1および外側形状記憶合金2を配置する。内側形状記憶合金1には、外径が鋼管部材4の内径よりわずかに大きい管状の形状を予め記憶処理してある。外側形状記憶合金2には、内径が鋼管部材4の外径よりわずかに小さい管状の形状を予め記憶処理してある。内外の形状記憶合金1,2に熱を加えることで、内外の形状記憶合金1,2が記憶処理したもとの形状に復帰し、スリット5を加工した鋼管部材4の継手部3を内外から締め付ける。
請求項(抜粋):
軸方向に接続される2本の鋼管部材の継手部に複数のスリットを設け、外径が前記鋼管部材の内径よりわずかに大きい管状の形状を記憶させた後、外径が前記鋼管部材の内径より小さくなるように変形させた内側形状記憶合金と、内径が前記鋼管部材の外径よりわずかに小さい管状の形状を記憶させた後、内径が前記鋼管部材の外径より大きくなるように変形させた外側形状記憶合金とを前記継手部間に設置し、熱を加えることにより前記内側記憶合金および外側記憶合金をそれぞれ記憶した形状に変形させ、前記鋼管部材の継手部を鋼管部材の内外面から固定することを特徴とする鋼管部材の接合方法。
IPC (2件):
E04B 1/58 503 ,  F16B 7/00

前のページに戻る