エチレン系共重合体組成物

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：鈴木俊一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-290724
公開番号（公開出願番号）：特開平6-207061
出願日： 1993年11月19日
公開日（公表日）： 1994年07月26日
要約：

【要約】【構成】有機アルミニウムオキシ化合物と、少なくとも2種の、特定のシクロペンタジエニル骨格を有する配位子を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物とを含む触媒により生成され、特定の物性を有するエチレン・α-オレフィン共重合体60〜99重量%と、オレフィン系エラストマー1〜40重量%とからなり、上記オレフィン系エラストマーの密度と、上記エチレン・α-オレフィン共重合体の密度との比が1未満であることを特徴とするエチレン系共重合体組成物。【効果】機械的強度に優れたフィルムを製造することができ、かつ成形性に優れている。

請求項（抜粋）：

[A1](a)有機アルミニウムオキシ化合物と、少なくとも2種の(b)シクロペンタジエニル骨格を有する配位子を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物とを、含むオレフィン重合用触媒の存在下にエチレンと炭素数3〜20のα-オレフィンとを共重合させることにより得られ、(i)密度が0.850〜0.980g/cm<SP>3 </SP>の範囲にあり、(ii)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が0.01〜200g/10分の範囲にあり、(iii)190°Cにおけるメルトテンション(MT(g))とメルトフローレート(MFR)とが下記式MT>2.2×MFR<SP>-0.84</SP>で示される関係を満たし、(iv)溶融共重合体の190°Cにおけるずり応力が2.4×10<SP>6 </SP>dyne/cm<SP>2</SP>に到達する時のずり速度で定義される流動性インデックス(FI(1/秒))とメルトフローレート(MFR)とがFI<150×MFRで示される関係を満たすエチレン・α-オレフィン共重合体60〜99重量%と、[B](B-i)密度(d)が0.900g/cm<SP>3</SP>以下であり、(B-ii)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が0.01〜100g/10分の範囲内にあるオレフィン系エラストマー1〜40重量%とからなり、上記[B]オレフィン系エラストマーの密度と、上記[A1]エチレン・α-オレフィン共重合体の密度との比([B]/[A1])が1未満であることを特徴とするエチレン系共重合体組成物。

IPC (3件)：

C08L 23/08 LCD , C08F 4/642 MFG , C08F210/16 MJM

引用特許：

審査官引用 (4件)

特開昭63-051433
特開昭60-035006
特開昭63-051433

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