特許
J-GLOBAL ID:200903007702946158

内接ギヤポンプにおける気泡除去構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321008
公開番号(公開出願番号):特開平6-167278
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 ポンプ外に特別の気泡除去装置を設けることなく、高い気泡除去効果を得て、気泡の少ない良好なオイルを供給する。【構成】 アウタロータ5とインナロータ7とが相対回転可能に支持され、互いに噛み合う内外両歯6,8間のポンプ室9の容積変化に伴い、吸入口2から排出口3へオイルが送り出される。アウタロータ5の内歯6に形成されたこの貫通孔10は内外両歯6,8間のポンプ室9に連通されている。両ロータ5,7の回転に伴いこの貫通孔10に連通する気泡排出路11が設けられている。両ロータ5,7の回転に伴い、内歯6に外歯8が加速度的に接近すると、ポンプ室9内のオイルに慣性反力が生じる。気泡を除くオイル分の比重は気泡の比重よりも大きいため、オイル分の慣性反力は気泡の慣性反力よりも大きくなる。従って、比重の小さい気泡ほど内歯6側に集まり易くなり、その気泡が内歯6の貫通孔10を通って排出路11から排出される。
請求項(抜粋):
内歯を有するアウタロータと、外歯を有するインナロータとを相対回転可能に支持し、互いに噛み合う内外両歯間のポンプ室の容積変化に伴い、吸込口から吐出口へ流体を送り出す内接ギヤポンプにおいて、前記アウタロータの内歯に貫通孔を設けてこの貫通孔を内外両歯間のポンプ室に連通し、両ロータの回転に伴いこの貫通孔に連通する気泡排出路を設けたことを特徴とする内接ギヤポンプにおける気泡除去構造。
IPC (2件):
F04C 2/10 341 ,  F04C 15/00

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