特許
J-GLOBAL ID:200903007711841350

電気角検出装置およびこれを用いた同期モータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238500
公開番号(公開出願番号):特開平7-177788
出願日: 1994年09月05日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 回転子が静止状態もしくは低速回転中であってもセンサレスに回転子の回転位置(電気角)を検出し、同期モータを効率よく制御する。【構成】 回転子50の角度による各相間のインダクタンスの相違を利用して、電気角を求める。異なる相間のインダクタンスを求め、予め記憶しておいて関係から電気角を求める。また、第1のステップで、電気角φを0〜πもしくはπ〜2πのいずれかの範囲で近似計算により求めておき、相関に印加した電圧に対する最大電流の非対称性を利用して、第2のステップで電気角の属する範囲を特定する。これにより、電気角θを一義的に決定する。効率を勘案し、所定回転数以下では、上記手法により電気角を求め、所定回転数以上では、逆起電圧を用いて電気角を検出し、三相同期モータ40の駆動電流を制御するものとしてもよい。
請求項(抜粋):
多相交流を巻線に流し、該巻線による磁界と永久磁石による磁界との相互作用により回転子を回転させる同期モータの電気角検出装置であって、多相の第1の組合わせに対して所定の電圧を印加し、該印加した電圧に応じて流れる電流の挙動と電気角との関係を予め記憶する第1の記憶手段と、前記第1の組合わせとは異なる組合わせの相間に所定の電圧を印加し、該印加した電圧に応じて流れる電流の挙動と電気角との関係を予め記憶する第2の記憶手段と、前記第1の組合わせに対して前記電圧を印加し、流れる電流の挙動を検出する第1の検出手段と、前記第2の組合わせに対して前記電圧を印加し、流れる電流の挙動を検出する第2の検出手段と、該第1,第2の検出手段により検出された電流の挙動に基づいて、前記第1,第2の記憶手段に記憶された関係を参照し、前記モータの電気角を0〜2πの間で求める電気角演算手段とを備えた電気角検出装置。
IPC (2件):
H02P 6/16 ,  H02P 6/20
FI (2件):
H02P 6/02 351 N ,  H02P 6/02 351 K
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-359691
  • 特開平4-359691
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-359691
  • 特開平4-359691

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