特許
J-GLOBAL ID:200903007715735725
秘話装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-079006
公開番号(公開出願番号):特開平8-279807
出願日: 1995年04月04日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 秘話通信要求者が秘話通信開始時に希望する秘話強度を選択することを可能にし、一つの秘話鍵を全てのデータフレームに適用する場合よりも秘話強度の高い秘話通信を行うことを可能にする秘話強度が可変の秘話装置を提供する。【構成】 秘話強度レベルとユーザ鍵とに基づいて各部を統合制御する秘話制御手段1と、秘話強度レベル、ユーザ鍵及びシステム固有データから拡大鍵EKを生成する拡大鍵生成部4、及び生成された拡大鍵EK又は配送された拡大鍵EKを記憶する拡大鍵記憶部5を有する鍵管理手段3と、秘話強度レベルに応じた拡大鍵の配送を制御する鍵配送制御手段6と、RCR STD-28の仕様に従い疑似乱数系列を発生する疑似乱数発生手段2と、発生された疑似乱数系列を用いて送信時には平文を暗号文にスクランブルし、受信時には暗号文を平文にデスクランブルするスクランブル/デスクランブル手段7とが配設されている。
請求項(抜粋):
秘話通信要求側と秘話通信応答側とで秘話通信を行う際に秘話強度を変更し得る秘話装置であって、前記要求側においては、任意に入力されたユーザ鍵及び秘話強度レベルの2つの値に基づいて秘話制御を行い、前記応答側においては、前記要求側から送信された疑似乱数を発生させる初期値を含む拡大鍵及び前記秘話強度レベルの2つの値に基づいて秘話制御を行う秘話制御手段と、前記入力されたユーザ鍵及び秘話強度レベルとシステム固有データとの3つの値から前記拡大鍵を生成する拡大鍵生成手段、及び前記生成された拡大鍵又は前記送信された拡大鍵を記憶する拡大鍵記憶手段を含んでおり拡大鍵の生成及び前記秘話制御手段へ出力する拡大鍵の管理を行う鍵管理手段と、前記要求側においては前記入力された秘話強度レベル及び前記鍵管理手段に管理されている拡大鍵の送信を制御し、前記応答側においては前記送信された拡大鍵及び秘話強度レベルの受信を制御する鍵配送制御手段と、前記秘話制御手段から出力された前記管理されている拡大鍵に含まれる前記初期値に基づいて疑似乱数系列を発生する疑似乱数発生手段と、前記疑似乱数系列を適用して通信データ送信の際には平文データを暗号文データにスクランブルし、通信データ受信の際には暗号文データを平文データにデスクランブルするスクランブル/デスクランブル手段とを備えており、前記秘話制御手段は前記秘話強度レベルに応じて同一の前記初期値から発生された疑似乱数系列を適用してスクランブル/デスクランブルするデータフレームの数を変化させるよう制御することを特徴とする秘話装置。
IPC (4件):
H04L 9/00
, H04L 9/10
, H04L 9/12
, G09C 1/00
FI (2件):
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