特許
J-GLOBAL ID:200903007724124569

温風発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-319187
公開番号(公開出願番号):特開平5-157357
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 PTCヒータの種類は1種類で、また送風機も単一の出力のシンプルなもので、温風発生能力を3種類以上に切換可能にすること。【構成】 送風路12に上側ヒータ9と下側ヒータ10からなるヒータ部Aを配設する。送風路12の曲がり部13で風速が変化し、内側では外側より流速が遅くなる。その結果、上側ヒータ9よりも下側ヒータ10の方が通過風量は多くなる。上側ヒータ9のみ、下側ヒータ10のみ、又は両ヒータ9,10の加熱の切換を切換スイッチ4で行う。送風路12の曲がり部13により上側ヒータ9よりも下側ヒータ10の方が通過風量が多いので、下側ヒータ10の方が出力が大きくなる。下側ヒータ10のみの通電時は、上側ヒータ9のみの通電時よりも暖房能力が高く、切換スイッチ4の操作にて、3段階の暖房能力を選択することができる。
請求項(抜粋):
送風機と、送風機による空気の流れを受け正の抵抗温度特性を有する発熱抵抗素子及びこの発熱抵抗素子の熱を放熱する放熱フィンからなるヒータ部とを備え、このヒータ部を独立した2つの出力がとれる2つのヒータで構成すると共に、ヒータ部を送風路の曲がり部の下流側に配設し、送風量の多い側に一方のヒータを配設し、送風量の少ない側に他方のヒータを配設し、ヒータ部の出力を3つのパターンに切り換える切換手段を設けたことを特徴とする温風発生装置。

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