特許

J-GLOBAL ID：200903007731508640

自動車用ウエザストリツプの成形方法

発明者： 宮川 直久 ,  増沢 実 ,  加藤 勝久
出願人/特許権者： トキワケミカル工業株式会社 ,  増沢ケミカル販売株式会社 ,  株式会社システムテクニカル
代理人 (1件)： 仙田 実
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-120834
公開番号（公開出願番号）：特開平7-290604
出願日： 1994年04月21日
公開日（公表日）： 1995年11月07日
要約：

【要約】【目的】 自動車等の車輌のドアー硝子窓に圧接するウエザストリツプの表面に摩擦抵抗の少なく、且つ強固で表面を保護する薄保護膜を一体的に成形すると共に、ウエザストリツプを強固にするための補強金属片を内部に埋設して形成したものである。【構成】 ウエザストリツプ本体をポリオレフイン系樹脂及びその発泡体の合成樹脂を使用してドアー硝子窓に接触する上部、下部の圧接片を成形する。この上下圧接片には、表面に薄保護膜を一体成形する。この薄保護膜は、摩擦抵抗が小さく、且つ強固に給合するために、低粘度及び高流動性のポリオレフイン系樹脂をベース材料とし、このベース材料より高粘度及び低流動性を有する大小各種の粉末又は粒子のポリオレフイン系樹脂を混合した合成樹脂を使用し、且つウエザストリツプ本体のポリオレフイン系樹脂の装着部の内部に補強用の補強金属片を埋設して強靱化する。また、該薄保護膜の表面に押し出し時の温度と熱による凹凸の粗面部を形成することを構成としている。

請求項（抜粋）：

ウエザストリツプ本体は、ポリオレフイン系合成樹脂又はその発泡体の合成樹脂から押し出し成形し、且つ該ウエザストリツプ本体は、ドアー硝子窓を介して相対向してドアーパネルに装着され、相対向するウエザストリツプ本体には、上部圧接片又は下部圧接片の単数又は複数を該ドアー硝子窓に圧接し、該上部圧接片及び下部圧接片のドアー硝子窓との摺動面に薄保護膜を一体に被着し、該薄保護膜は、摩擦抵抗が小さく、耐薬品性に優れ、且つ低粘度及び高流動性のポリオレフイン系合成樹脂をベース材料とし、このベース材料より高粘度及び低流動性の大小各種の粉末又は粒子のポリオレフイン系樹脂を混合した合成樹脂を使用し、該ウエザストリツプ本体のポリオレフイン系合成樹脂と装着部の垂直支持片の内部に埋設した補強金属片と該薄保護膜との合成樹脂を同時に押し出し成形し、該薄保護膜の表面に凹凸の粗面部を形成することを特徴とするウエザストリツプの成形方法。

IPC (10件)：

B29D 31/00 ,  B29C 47/02 ,  B60J 10/04 ,  B60J 5/00 501 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  B29K105:16 ,  B29K105:22 ,  B29K423:00 ,  B29L 31:30