特許
J-GLOBAL ID:200903007733959657

ヒートポンプシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-121000
公開番号(公開出願番号):特開平5-280808
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 偏流を防止して現地配管の長寸法化、高低差拡大の据付けに対して対処し得ること。【構成】 運転中の凝縮器23内の温度より出口配管側の温度の方が高い場合には、運転開度制御手段52を制御して電動膨張弁19を全開に制御する弁制御手段53を設ける。初期設定終了後、フィードバック制御を行う前に過冷却度検出手段30を構成する第1温度センサー26と第2温度センサー27により凝縮器23の中間部分と出口側の温度を検出する。中間部分より出口温度の方が高い場合には、弁制御手段53により運転開度制御手段52を介して電動膨張弁19を全開に制御する。これにより偏流が解消し、現地配管の長寸法化、高低差拡大の据付けに対して対処し得る。
請求項(抜粋):
室外ユニット(X)に、圧縮機(1)と、この圧縮機(1)の吐出側に一端が接続されたガス管(5)と、上記圧縮機(1)の吸込側に接続される蒸発器(10)と、この蒸発器(10)に一端が接続されると共に、他端側に電動膨張弁(19)の介設された液管(14)とを設け、上記ガス管(5)と液管(14)との間に、室内ユニット(A)の複数パス形の凝縮器(23)を連絡配管(24)を介して接続し、凝縮器(23)を通過した冷媒の過冷却度を検出する過冷却度検出手段(30)と、電動膨張弁(19)に対して上記過冷却度検出手段(30)からの信号により凝縮器(23)内の冷媒凝縮温度と凝縮器(23)の出口配管側との温度差を一定値に維持すべく開度制御する運転開度制御手段(52)とを備えたヒートポンプシステムにおいて、運転中の室内ユニット(A)の凝縮器(23)の温度より出口配管側の温度の方が高い場合には上記運転開度制御手段(52)を制御して上記電動膨張弁(19)を制御開度よりも大きな開度にする弁制御手段(53)を設けたことを特徴とするヒートポンプシステム。

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