特許
J-GLOBAL ID:200903007734868582

テレビジョン信号受信機におけるディジタル搬送波復旧装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172370
公開番号(公開出願番号):特開平9-121315
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 パイロット信号を伝送する通信方式を使用する受信システムに関し、周波数オフセットが相当に大きい場合も搬送波復旧が円滑に遂行できる改善した搬送波復旧装置及び方法を提供する。【解決手段】 本発明は、搬送波同調がシフトする場合に備え、パイロット信号がSAWフィルタ帯域幅の基底帯域に応じた帯域幅と低域通過フィルタの帯域幅内に十分に存在できるように、予め所定の周波数だけ反対方向に周波数をシフトすることにより周波数変換を遂行する。
請求項(抜粋):
パイロット信号を伝送する通信方式を使用する受信システムにおいて、このパイロット信号を含んでいる無線信号を受信し、使用者のチャネル選択に対応する第1同調周波数にこの無線信号を同調して中間周波信号として出力する同調手段と、この中間周波信号をこのパイロット信号が通過できる特定周波数帯域幅で濾波する濾波手段と、この濾波手段の出力をディジタル信号処理可能な周波数帯域に周波数変換する第1周波数変換手段と、この第1周波数変換手段の出力をディジタル信号に変換する信号変換手段と、このディジタル信号を位相分離して第1I信号及び第1Q信号として出力する第1位相分離手段と、このディジタル信号を低域通過濾波及び位相分離して第2I信号及び第2Q信号として出力する低域通過濾波及び第2位相分離手段と、この第1I信号及び第1Q信号を固定された局部発振周波数と混合して基底帯域の第1I信号及び第1Q信号として出力する第2周波数変換手段と、この第2I信号及び第2Q信号を固定された局部発振周波数と混合して基底帯域の第2I信号及び第2Q信号として出力する第3周波数変換手段と、この基底帯域の第2I信号内のパイロット信号により周波数誤差を検出し、この基底帯域の第2Q信号から位相誤差を検出してこの誤差を補正する誤差補正値を作り、この誤差補正値にこの第1同調周波数の初期シフト状況に備えた予備補正周波数値を加えた第2同調周波数をこの同調手段に提供し、この同調手段がこの第1同調周波数を補正するように制御する同調補正手段と、から構成されることを特徴とするディジタル搬送波復旧装置。

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