特許
J-GLOBAL ID:200903007739504007

菌類の即時判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-169370
公開番号(公開出願番号):特開平10-323197
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【目的】 原核細胞からなる細菌類と真核細胞からなる黴菌類及び酵母菌類との蛍光染料の細胞内への選択浸透性を適正化せしめ、以って細菌類においては迅速且正確な判別を、更に黴菌類や酵母菌類も簡便且正確に判別しえる判別方法の提供。【構成】 生理的食塩水にフルオレセイン若しくはその誘導体からなる蛍光染料及びプロピデュームイオダイドからなる蛍光染料がそれぞれ3乃至15μmol/mlの濃度で混合された染色溶液を25乃至36°Cの温度に加温させたうえ、細菌類においては3乃至9分間蛍光染色をなし、更に黴菌類や酵母菌類では15乃至30分間蛍光染色をなしたうえ、それぞれの染色菌液にその波長が488nmの励起光を照射せしめて、その生菌細胞や死菌細胞からの蛍光発光で菌種、生菌及び死菌並びに菌数を視認判別する菌類の即時判別方法。
請求項(抜粋):
適宜手段で被着採取した菌類を、生理的食塩水にフルオレセイン若しくはその誘導体からなる蛍光染料、及びプロピデュームイオダイドからなる蛍光染料がそれぞれ3乃至15μmol/mlの濃度で混合されてなる染色溶液中でその菌類の細胞を選択的に染色させた染色菌液に、中心波長が488nmの励起光を照射させて生菌細胞及び死菌細胞より蛍光発光される蛍光波長、発光形状及び発光数を拡大視認する菌類の即時判別方法において、25乃至36°Cに加温されてなる染色溶液中で被着採取した菌類を3乃至9分間蛍光染色させたる後、励起光を照射させ細菌類の生菌細胞及び死菌細胞から蛍光発光される蛍光波長並びに発光数を拡大視認する菌類の即時判別方法。
IPC (4件):
C12Q 1/02 ,  G01N 13/04 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/48
FI (4件):
C12Q 1/02 ,  G01N 13/04 ,  G01N 21/64 Z ,  G01N 33/48 P

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