特許
J-GLOBAL ID:200903007751357133
電気的マイクロアレイ上で遺伝子発現をモニタリングするための改良法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (8件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 峰 隆司
, 福原 淑弘
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-548082
公開番号(公開出願番号):特表2004-524823
出願日: 2001年10月30日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
本発明は、核酸の輸送とハイブリダイゼーションを遂行するために微小電気マイクロアレイを用いる遺伝子発現モニタリング法を提供する。細胞の集団、組織、又はその他の生物学的原料から、これらの方法に使用するためのmRNA発現試料であって、生理的及び/又は病理的状態が異なり得る試料を得るための操作が記載されている。本発明は、生物学的物質の試料中に存在するmRNAから再利用可能な核酸転写物ライブラリーを作製するための方法を提供する。前記微小電気アレイ上での遺伝子発現のモニタリングを改善するために、前記転写物を増幅して所定の長さの試料核酸アンプリコンを得る。複数試料のアンプリコンが前記電気アレイ中の制御された部位に選択的にハイブリダイズされ得るので、異なる採取源から得られた前記ポリヌクレオチド集団の遺伝子発現プロフィールは、電気的ハイブリダイゼーション法を用いて、アレイフォーマットにおいて直接比較することができる。本発明は、電気的に補助されたプライマー伸長検出及び各検査部位ハイブリダイゼーション対照を用いて試料アンプリコンのレベルを検出する方法も提供する。本発明の改良法を用いて採集されたハイブリダイゼーションデータによって、mRNAレベルの変化を前記生物学的原料中での前記コードされたタンパク質の対応する発現と相関させ、疾病における遺伝子発現の役割の研究を助けることが可能となるであろう。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの生物試料中に存在する少なくとも2つのmRNA配列の相対量を検出する方法であって、
(a)少なくとも1つの生物試料からmRNAを単離することと、
(b)各生物試料から少なくとも2つのmRNA転写物を増幅してアンプリコンを得ることと(ここで、前記アンプリコンの長さは約300塩基未満であり、前記増幅は線形増幅工程を備える)、
(c)支持体の所定位置に結合された少なくとも2つのプローブに、工程(b)で得た前記アンプリコンを電気的にハイブリダイズさせることと、
(d)前記所定位置に結合されたプローブにハイブリダイズした各アンプリコンの量を検出することと
を備えた方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (26件):
4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024CA04
, 4B024CA12
, 4B024HA08
, 4B024HA12
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ42
, 4B063QQ53
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR42
, 4B063QR50
, 4B063QR55
, 4B063QR58
, 4B063QR66
, 4B063QS25
, 4B063QS28
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QS39
, 4B063QX02
, 4B063QX04
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