特許
J-GLOBAL ID:200903007761244981

電車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-020103
公開番号(公開出願番号):特開平8-085454
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 瞬停発生時の圧縮機の再起動までの時間を短縮し、立上げフィーリングを向上させ、併せて、車体に対する冷媒配管等の振動や圧縮機への液戻りを効果的に防止する。【構成】 圧縮機10,凝縮器11,受液器12,膨張弁13,蒸発器14を冷媒配管15により順に閉ループに接続して冷凍サイクル9を構成する。圧縮機10の吐出側,吸入側の冷媒配管15を、夫々ループ状配管18,19とする。圧縮機10を迂回するようにしてバイパス路20を設け、このバイパス路20に開閉弁21を設ける。バイパス路20の入口部の分岐点と凝縮器11との間に位置して逆止弁22を設ける。電車が絶縁区間に入って瞬停が発生すると、圧縮機10を停止し、電源が回復されたときに1.5秒間だけ開閉弁21を開放し、その後圧縮機10を再起動する。
請求項(抜粋):
架線からパンタグラフを介して電源供給が行われる電車に搭載され、圧縮機,凝縮器,絞り装置,蒸発器等を冷媒配管により閉ループに接続してなる冷凍サイクルを備えるものであって、前記圧縮機の吐出側及び吸入側に位置する冷媒配管をループ状に構成すると共に、入口部が前記圧縮機と凝縮器との間の冷媒配管に接続され、出口部が前記蒸発器と圧縮機との間の冷媒配管に接続されたバイパス路と、このバイパス路中に設けられ通常時には閉塞される開閉弁と、前記架線の途中部に設けられた絶縁区間を前記パンタグラフが通過することに伴う瞬時停電を検出する瞬停検出手段と、この瞬停検出手段が瞬時停電を検出したときに前記開閉弁を所定時間だけ開放させる開閉弁制御手段と、前記開閉弁が開放されて閉塞された後に前記圧縮機を再起動させる圧縮機制御手段とを設けたことを特徴とする電車用空調装置。
IPC (3件):
B61D 27/00 ,  F25B 1/00 341 ,  F25B 1/00 351
引用特許:
審査官引用 (9件)
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