特許
J-GLOBAL ID:200903007761376721

電気機械変換素子を使用した駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 貞重 和生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061698
公開番号(公開出願番号):特開平10-248278
出願日: 1997年03月03日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 装置に意図しない外力が加わつても駆動装置や駆動される部材の破損のおそれのない電気機械変換素子を使用した駆動装置を提供する。【解決手段】 圧電素子の伸縮変位で往復振動する駆動軸16にスライダブロツク31を摩擦結合させた駆動装置において、駆動停止時にはスライダブロツク31を駆動軸16に固定する構成を備える。即ち、ア-ム部材38がヒンジ部38aでヒンジ部34に結合し、フオ-ク状部材32とア-ム部材38との間には圧電素子39が配置されている。スライダブロツク31を駆動軸16に固定するときは圧電素子39に電圧を印加し、厚み方向に伸び変位を発生させる。これによりフオ-ク状部材32の結合部32a、33aは駆動軸16に強く圧接され、スライダブロツク31を駆動軸16に固定することができる。
請求項(抜粋):
電気機械変換素子と、前記電気機械変換素子に固着結合され、該電気機械変換素子と共に変位する駆動部材と、前記駆動部材に摩擦結合した被駆動部材と、前記電気機械変換素子に伸縮変位を与える駆動パルス発生手段と、駆動制御手段を備え、前記駆動パルス発生手段により電気機械変換素子に伸縮変位を発生させることにより駆動部材を駆動し、該駆動部材に摩擦結合した被駆動部材を所定方向に移動させる電気機械変換素子を使用した駆動装置において、前記駆動部材の停止時に駆動部材と被駆動部材との間の摩擦力を増大する摩擦力付加手段を備え、前記駆動制御手段は、前記駆動部材の停止時には摩擦力付加手段によつて駆動部材と被駆動部材との間の摩擦力を増大させ、停止時の被駆動部材保持力を増大させるよう制御することを特徴とする電気機械変換素子を使用した駆動装置。

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