特許
J-GLOBAL ID:200903007761713396

バッフル体を有する渦流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517748
公開番号(公開出願番号):特表平8-503078
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】ばらつきが少なくかつ体積流量と渦発生振動数との比が一定である範囲内におけるストルーハル数を正確に算出できると共に小さなレイノルズ数の方へ一定のストルーハル数範囲を拡張した渦流量計を提供するために設けられたバッフル体(1)が、直径方向で対向し合った部位で、流体の通流する内径(D)を有する測定管(2)の内壁と固着結合されているか、又は該測定管内に挿嵌された枠内に固着されており、前記バッフル体(1)が、流動方向の長さ(l1)と上流側の基底幅(b1)と下流側の基底幅(b2)とを有する上流側の扁平な台形部分(11)と、該台形部分にギャップなしに接続していて流動方向の長さ(l2)と基底幅(b3)とを有する三角形断面形状の後流側部分(12)とから成る、複合体として構成されており、この場合次の寸法算定方程式:0.1≦b1/D≦0.350.6≦b2/b1≦0.950.1≦l1/b1≦0.20.75≦l2/b1≦1.50.5・b2/b1≦b3/b1≦b2/b1が当て嵌まることを特徴としている。
請求項(抜粋):
バッフル体を備えた渦流量計において、バッフル体(l)が、直径方向で対向し合った部位で、流体の通流する内径(D)を有する測定管(2)の内壁と固着結合されているか、又は該測定管内に挿嵌された枠内に固着されており、 前記バッフル体(l)が、流動方向の長さ(l1)と上流側の基底幅(b1)と下流側の基底幅(b2)とを有する上流側の扁平な台形部分(11)と、該台形部分にギャップなしに接続していて流動方向の長さ(l2)と基底幅(b3)とを有する三角形断面形状の後流側部分(12)とから成る、複合体として構成されており、この場合次の寸法算定方程式: 0.1≦b1/D ≦0.35 (1) 0.6≦b2/b1≦0.95 (2) 0.1≦l1/b1≦0.2 (3) 0.75≦l2/b1≦1.5 (4) 0.5・b2/b1≦b3/b1≦b2/b1 (5)が当て嵌まることを特徴とする、バッフル体を備えた渦流量計。

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