特許
J-GLOBAL ID:200903007772525354

駆動車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-081816
公開番号(公開出願番号):特開2006-264381
出願日: 2005年03月22日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】 当接する相手部材とのスムーズな滑りによりスティックスリップ音を防止した駆動車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】 一端部に車輪取付フランジ4を一体に有し、これから軸方向に延びる円筒状の小径段部5が形成されたハブ輪1と、このハブ輪1に圧入され、ナックル2に対してハブ輪1を回転自在に支承する車輪用軸受3と、ハブ輪1にトルク伝達可能に内嵌される軸部10を一体に有する外側継手部材8とを備え、この軸部10に締結された固定ナット11によって、ハブ輪1に対して外側継手部材8が分離可能に締結された駆動車輪用軸受装置において、外側継手部材8における肩部9の側面9aに環状溝22が形成され、内部からこの環状溝22に連通する給脂孔23が穿設されているので、グリースが給脂孔23を通して肩部9の側面9aに排出されて当接面を潤滑し、スティックスリップ音の発生を防止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
懸架装置を構成するナックルに固定され、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、 一端部に車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪とからなり、前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、 前記両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、 前記内方部材にトルク伝達可能に内嵌される軸部を一体に有する等速自在継手の外側継手部材とを備え、 この外側継手部材が、その軸部に締結された固定ナットによって、前記内方部材に突き合わせ状態で、かつ前記ハブ輪に対して軸方向に分離可能に締結された駆動車輪用軸受装置において、 前記外側継手部材における肩部の側面に、当該外側継手部材の内部に連通する給脂孔が穿設されていることを特徴とする駆動車輪用軸受装置。
IPC (1件):
B60B 35/18
FI (2件):
B60B35/18 A ,  B60B35/18 B
引用特許:
出願人引用 (1件)

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