特許
J-GLOBAL ID:200903007774629580

光コネクタ及び接続特性の変化防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 国平 啓次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-192799
公開番号(公開出願番号):特開平10-020151
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 光コネクタの無研磨組立の場合、フェルール10のファイバ穴120の大部分に接着剤40が充填されておらず、又特にフェルール本体12がジルコニア製のSC型の場合、光ファイバ22との線膨張係数の開きが大きく、高温になると、光ファイバ22の先端が端面122から引込んだ状態になる。そのため光ファイバ22の先端間に隙間が生じ、接続損失が大きくなる。【解決手段】 無研磨方式で、従来、空の状態であったファイバ穴120内に、高粘度のシリコーングリス50を注入し、充満させる。すると、その粘性抵抗により、熱伸縮に伴って生ずる光ファイバ22のフェルールに対する相対的運動が拘束され、上記の課題が解消される。
請求項(抜粋):
フェルールに設けてあるファイバ穴内に光ファイバが挿入されかつ固定されており、そのようにされた前記フェルールが突合わせ接続される方式の光コネクタにおいて、前記フェルールのファイバ穴内に挿入された光ファイバが、当該ファイバ穴に部分的に固定され、残りのファイバ穴内には前記フェルールと光ファイバの相対変位を防止する緩衝剤が注入されていることを特徴とする、光コネクタ。

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