特許
J-GLOBAL ID:200903007775740183

内燃機関の排気浄化装置及び排気浄化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-276769
公開番号(公開出願番号):特開平10-205384
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 後噴射により未燃炭化水素をNOx触媒に供給するシステムにおいて、酸素濃度センサによる排気中の酸素濃度の検出精度を向上させる。【解決手段】 ディーゼルエンジン10の排気管18にNOx触媒19と酸素濃度センサ20を設ける。NOx触媒19に炭化水素を供給するための後噴射指令に基づいて酸素濃度センサ20の出力信号を補正する。これにより、後噴射した未燃炭化水素が酸素濃度センサ20で燃焼して検出酸素濃度が低下することを見込んで、後噴射が無い場合に相当する酸素濃度を推定することが可能となり、後噴射が酸素濃度検出に及ぼす悪影響を排除できる。この補正された酸素濃度検出値に基づいてEGRガス流量、燃料噴射量、吸入空気量等のいずれかを補正することで、後噴射による悪影響を排除した排気浄化制御が可能となり、NOx浄化率を向上することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の各気筒毎に設けられた燃料噴射手段と、前記内燃機関の排気通路に設置され、排気中の窒素酸化物を還元浄化する触媒と、前記排気通路に設置され、排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出値に基づいて前記各気筒の燃料噴射手段に機関出力発生のための主噴射指令を出力すると共に少なくとも1つの気筒の燃料噴射手段に前記触媒への炭化水素供給のための後噴射指令を出力する噴射制御手段と、前記後噴射指令に基づいて前記酸素濃度センサの出力値を補正する酸素濃度センサ補正手段と、前記酸素濃度センサ補正手段で補正された前記酸素濃度センサの出力値に基づいて前記内燃機関の制御量を窒素酸化物浄化率を高める方向に補正する機関制御量補正手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (12件):
F02D 41/40 ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/36 ,  F02D 1/02 ,  F02D 35/00 368 ,  F02D 41/04 385 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/38 ,  F02M 25/07 550 ,  F02M 25/07 ,  F02M 25/07 580
FI (12件):
F02D 41/40 C ,  F01N 3/24 R ,  F01N 3/36 B ,  F02D 1/02 Z ,  F02D 35/00 368 B ,  F02D 41/04 385 Z ,  F02D 41/14 310 E ,  F02D 41/14 310 L ,  F02D 41/38 B ,  F02M 25/07 550 R ,  F02M 25/07 550 N ,  F02M 25/07 580 D

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