特許
J-GLOBAL ID:200903007778457733

ガラス光学素子の成形方法及び成形装置及び成形シミュレーションにおける光学素子精度の予測システムならびにこれを用いた最適成形条件設定装置及び最適成形条件設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-236390
公開番号(公開出願番号):特開平9-156937
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】ガラス光学素子を安定に成形するための最適成形条件を高精度且つ高効率に設定する。【解決手段】応力変形解析において、ガラス素材を型部材によりプレスした後、冷却中にガラス素材と型部材が固着しているか剥離しているかを判断し、剥離していると判断された場合にはガラス素材と型部材とが滑りを生じているものとして計算を進行させる光学素子精度予測システムにより解析を行い、その解析結果に基づき光学素子の光学機能面の精度を評価し、この評価において精度不良と判定された場合には、光学素子に発生する精度不良に対する各成形条件の影響度に基づき各成形条件を改定し、改定された各成形条件に基づき光学素子精度予測システムによる解析を行い、評価において精度不良なしと判定された場合には、その際の各成形条件を最適成形条件と設定する。
請求項(抜粋):
軟化したガラス素材を成形用型部材でプレスし冷却してガラス光学素子を成形するシミュレーションにおける光学素子精度予測システムであって、解析用モデルによりガラス素材の変形と該ガラス素材内に生ずる応力とを計算する応力変形解析において、ガラス素材が軟化する温度域で該ガラス素材を型部材によりプレスした後、冷却中に前記ガラス素材と前記型部材とが固着しているか剥離しているかを判断し、剥離していると判断された場合には前記ガラス素材と前記型部材とが滑りを生じているものとして計算を進行させることを特徴とする、ガラス光学素子の成形シミュレーションにおける光学素子精度予測システム。

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