特許
J-GLOBAL ID:200903007785226496

ステッピングモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-166955
公開番号(公開出願番号):特開2000-004570
出願日: 1998年06月15日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】 ロータのスラストガタ量の製品バラツキを抑制して品質格差を解消すること。【解決手段】 ロータ6のシャフト8を回転自在に軸支する軸受部材10は、外ヨーク20の底部20aおよび閉塞部材26の各中央部に設けられた取付穴部14に挿入されて空間部2側からカシメられて固定されている。ロータ6と軸受部材10との間のシャフト8の外周には、フランジ部34を有する断面コ字形のワッシャ30が介装されている。フランジ部34は、軸受部材10を回避して外ヨーク20の底部20a若しくは閉塞部材26に当接してワッシャ30の軸方向の移動を規制しつつ軸受部材10とワッシャ30との間に空隙部36を形成する。これにより、軸受部材10のカシメ部10aの高さ寸法の変動による影響を排除し、ロータ6のスラストガタ量のばらつきを抑制する。
請求項(抜粋):
ステータと、このステータの中心部に画成された空間部に収装されたロータと、このロータの端部に突設されたシャフトを回転自在に軸支する軸受部材とを備え、その軸受部材が、前記ステータの両側部に設けられた軸受フレーム部に貫通形成された取付穴部内に挿入され、前記空間部側からカシメられて固定されるステッピングモータにおいて、前記軸受部材と前記ロータとの間において前記シャフトの外周にワッシャが介装されるとともに、前記ワッシャに前記軸受部材を回避して前記軸受フレームに当接して前記ワッシャの軸方向への移動を規制しつつ前記軸受部材との間に空隙部を形成する突出部を設けたことを特徴とするステッピングモータ。

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