特許
J-GLOBAL ID:200903007785689925
多孔質芯部を有する複合成形品の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179791
公開番号(公開出願番号):特開平6-023763
出願日: 1992年07月07日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 多孔質の発泡ウレタンフォームからなる芯部とウレタン樹脂を含浸固化させた繊維状補強材を含む表層部とを有する複合成形品を一工程で製造する。【構成】 成形用の型内に、特定の透過抵抗を有する分離層を配置するとともに、該分離層と型の内面との間に繊維状補強材を配置し、分離層で囲まれる領域に発泡性ウレタン樹脂を供給し、型を閉じて樹脂を発泡させ、その体積膨張力を利用して分離層を通して補強材層まで樹脂を浸透させ、成形する。
請求項(抜粋):
イソシアネート化合物とヒドロキシル基を有するポリエステルまたはポリオールとの反応による発泡性ウレタン樹脂の発泡により形成される多孔質芯部、繊維状補強材を含有するウレタン樹脂よりなる表層部、および、該表層部と該芯部との間に存在する分離層よりなる一体化された複合成形品の製造方法であって、(a)成形用の型内に、単位時間当りの空気透過量が10〜500cc/cm2 /秒の範囲内にある分離層を配置し、(b)型内における前記分離層と型内面との間に該分離層と一体化するかまたは別個の繊維状補強材を配置し、(c)型内に配置された前記分離層で囲まれる領域に発泡性ウレタン樹脂を供給し、(d)成形用の型を実質的に密閉した状態で、該樹脂の発泡キュアによる体積膨張を生じさせ、それによって分離層を型の内面方向に押し付けながら、樹脂のうちの一部を分離層中を流動透過させて、繊維状補強材に含浸させ、かくして分離層と型内面との間及び分離層内部に発泡性ウレタン樹脂を存在せしめ、(e)次いで、型内面に達した発泡性ウレタン樹脂は、樹脂温度よりも低温に保たれた型内面との接触による冷却効果によって発泡を抑制され、固化を完了せしめて、前記表層部および芯部を形成させ、(f)かくして得られた複合成形品を型から取り出す、工程よりなることを特徴とする複合成形品の製造方法。
IPC (9件):
B29C 39/10
, B29C 67/22
, B32B 5/24 101
, B32B 27/12
, B32B 27/40
, B29K 75:00
, B29K105:04
, B29K105:06
, B29L 9:00
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