特許
J-GLOBAL ID:200903007791995906

クレーンの可動範囲表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松澤 統 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-248528
公開番号(公開出願番号):特開平7-081886
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 オペレータの知覚に合うように、旋回方向についても、作業半径と同等の尺度で伸縮ブーム先端部の現在位置と、可動範囲とを把握できる表示位置を提供することを目的とする。【構成】 表示部9上にX座標22が旋回位置、Y座標21が作業半径を示す直角座標を表示し、該直角座標上の対応位置に伸縮ブーム先端部位置24の画像と、制御部8において各信号に基づいた現在の吊上荷重を演算、算出し、次にその実荷重を吊った状態に対する定格作業半径23を各旋回位置毎に演算、算出し、その定格作業半径23或いは限界半径35の画像とを重畳して表示するように構成している。
請求項(抜粋):
スライド及びジャッキ可能なアウトリガを前後左右に有する車両上に、旋回自在に取付けた旋回体に、起伏自在に伸縮式のブームを取り付けてなる移動式クレーンの伸縮ブーム先端部の可動範囲表示装置であって、伸縮ブームの長さを検出するブーム長検出手段と、伸縮ブームの起伏角を検出するブーム角検出手段と、伸縮ブームに作用する負荷を検出する負荷検出手段と、伸縮ブーム角検出手段と、伸縮ブームに作用する負荷を検出する負荷検出手段と、伸縮ブームの旋回位置を検出する旋回位置検出手段と、上部旋回体及び下部走行体の作業状態を入力する作業状態入力手段又は、前記の状態を検出する作業状態検出手段とを有し、画像表示可能な表示部と、前記各検出手段又は各入力手段からの信号に基づき演算を行ない、前記表示部にこの演算結果を表示するための信号を出力する制御部とから成り、該表示部上にX座標が旋回位置、Y座標が作業半径を示すように直角座標で表示し、該直角座標上の対応位置に伸縮ブームの先端部位置画像と、各信号に基づいた現在の吊上荷重を演算、算出し、次にその実荷重を吊った状態に対する定格作業半径を各旋回位置毎に演算、算出し、その定格作業半径或いは限界半径の画像とを重畳して表示するように構成したことを特徴とするクレーンの可動範囲表示装置。

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