特許
J-GLOBAL ID:200903007797133132

メカニカルシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-168067
公開番号(公開出願番号):特開2000-356270
出願日: 1999年06月15日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 回転機器への組み込み作業やメンテナンス作業を容易に行いうるカートリッジ形のメカニカルシールを提供する。【解決手段】 静止側密封要素3と回転側密封要素4との間の位置決めは、ストッパーリング36に取り付けたセット爪5により行われる。ストッパーリング36のスリーブ34への連結は、ストッパーリング36に形成された環状溝48と、スリーブ34に形成されたピン係合孔49と、ピン係合孔49に係合するピン部52と環状溝48に当該リング36の周方向に相対移動自在に且つその軸線方向に相対変位不能に係合する頭部53とからなる頭付きピン51と、ストッパーリング36に環状溝48を開口すべく形成された頭部導入口と、を具備してなる係合連結手段37により行われる。
請求項(抜粋):
回転機器の軸封部ケーシングに取り付けられる静止側密封要素と軸封部ケーシングを貫通する回転軸に挿脱自在に取り付けられる回転側密封要素とを、複数のセット爪により一体連結するように構成されたカートリッジ形のメカニカルシールであって、静止側密封要素が、軸封部ケーシングに取り付けられる筒状の取付ケースと、取付ケース内に保持された静止密封環と、取付ケースに静止密封環と同心状をなして形成された円形の位置決め面と、を具備するものであり、回転側密封要素が、回転軸に挿脱自在に嵌挿される薄肉円筒であって、一端部を取付ケースから突出させた状態で静止側密封要素を同心状に洞貫するスリーブと、静止密封環と対向させた状態でスリーブの他端部に取付けられた回転密封環と、スリーブの一端部に挿通されたストッパーリングと、ストッパーリングとスリーブとを軸線方向に相対変位不能に係合連結する係合連結手段と、を具備するものであり、各セット爪が、ストッパーリングに着脱自在な取付部と前記位置決め面に係合する係合部とを具備するものであり、係合連結手段が、ストッパーリングの内周面部に形成された環状溝と、スリーブに形成された複数のピン係合孔と、各ピン係合孔に係合するピン部とストッパーリングの環状溝に当該リングの周方向に相対移動自在に且つその軸線方向に相対変位不能に係合する頭部とからなる複数の頭付きピンと、ストッパーリングの一側端面部に前記環状溝をその周方向の複数箇所において開口すべく形成されており、各ピン係合孔に係合された頭付きピンの頭部を当該リングの軸線方向への相対移動により前記環状溝内へと導入させうる複数の頭部導入口と、を具備してなるものであることを特徴とするメカニカルシール。
Fターム (5件):
3J041AA02 ,  3J041BA04 ,  3J041BA08 ,  3J041BD01 ,  3J041DA16

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